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やめてっ!「消せるボールペン」 ワクチン予診票の記入で使用する人続出 見分けつかず、訂正作業が重荷に

2021年06月19日 10時22分19秒 | ウイルス

やめてっ!「消せるボールペン」 ワクチン予診票の記入で使用する人続出 見分けつかず、訂正作業が重荷に

2021年6月18日 (金)配信神戸新聞
 

 病院・診療所などで行われている新型コロナウイルスワクチンの個別接種で、予診票を「消せるボールペン」で記入する人が後を絶たず、医療機関側が訂正作業に追われるなど混乱が起きている。神戸市の担当者は「5年間保存する重要な書類なので、保存に耐えるペンで記載を」と呼び掛けている。

 予診票は接種券に同封されており、住所や名前を書き、接種の回数などにチェックを入れる。接種前に自宅で記載し、接種後、医療機関が自治体に送る。

 1日90人ほどにワクチンを接種しているという同市内のクリニックの関係者によると、消せるペンで書かれているとして返送されるケースが多発。クリニックは「内容をチェックするだけで精いっぱい。消せるペンか見分けも付かない」とする。

 消せるペンの代表格「フリクション」を販売するパイロット社によると、ペン後部に付いた専用ラバーでこすると摩擦熱でインクの色が無色透明になる。だが、温度変化で無色になるため、証明書類などには使わないよう呼び掛けている。

 神戸市によると、予診票の確認作業は業者に委託しており、消せるペンで書かれたと疑われる予診票は、支障のない部分を少しだけゴムでこすって消えるかどうか確認しているという。(堀内達成)

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東京五輪・パラリンピック組織委員会は18日、橋本聖子会長と武藤敏郎事務総長が午後7時から会見すると発表した。

2021年06月18日 22時37分53秒 | 運動スポーツ

東京五輪・パラリンピック組織委員会は18日、橋本聖子会長と武藤敏郎事務総長が午後7時から会見すると発表した。

 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長ら専門家の有志が、東京五輪・パラリンピックについて「無観客開催は、会場内の感染拡大リスクが最も低いので、望ましい開催方法である」と提言したことを受けてのもの。

 東京五輪は上限1万人の有観客開催の方向で調整が進み、21日にも組織委、政府、国際オリンピック委員会(IOC)などとの5者協議で方針を決定する流れだったが、提言を受けてどのような判断がなされるのか、注目される。

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東京五輪スポンサー枠の観客維持へ…武藤事務総長「スポンサーの権利。大事にしないと」

2021年06月18日 22時27分15秒 | ウイルス

東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長と武藤敏郎事務総長は18日、都内で記者会見を行った。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長ら専門家有志が同日、「無観客が最もリスクが低く望ましい」との提言を受けてのもの。

 スポンサー枠の観戦チケットについての考えを問われた武藤事務総長は「スポンサーにつきましては、ご承知の通り、スポンサーの権利としてチケットの配分を受けることがある。その権利は大事にしていかないといけない、と思っている」と述べた東京五輪スポンサー枠の観客維持へ…武藤事務総長「スポンサーの権利。大事にしないと」。

 

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茂木健一郎氏、政府分科会をバッサリ「尾身茂さんに対して、私は全く信頼を抱いていない」

2021年06月18日 22時23分05秒 | ウイルス

茂木健一郎氏、政府分科会をバッサリ「尾身茂さんに対して、私は全く信頼を抱いていない」

脳科学者の茂木健一郎氏が18日、自身のツイッターを更新。この日、東京五輪・パラリンピックに伴う感染拡大のリスク評価について提言をまとめ、大会組織委員会の橋本会長と西村経済再生担当大臣に提出した政府の分科会尾身茂会長ら専門家について私見を述べた。  

まず、「専門家が『リスク』を分析して提示するとか言うけど、変異株も含めこれだけパラメータの多い事象が定量的に正確に予想できるはずがない。実際外れまくっている。当たるも八卦、当たらぬも八卦程度。だったら、検査やワクチン接種、医療体制のcontingency planningに最初から注力すべきだった」とつづると、さらに連続ツイート。  

さらに「信頼性の低いリスク分析(予想)に基づいて、医療体制のcontingency planningに本気で言及せず、国民の行動変容ばかり言ってきた尾身茂さんに対して、私は全く信頼を抱いていない」とバッサリ。「五輪開催について何を言おうと、少なくとも私の心にも、頭にも届かない。『独自研究』と言われて当然」と厳しく続けた。  

最後には「みんな『専門家』というラベルが好きだなあ。ぼくは皮肉を込めて言う時以外は使わないけど」とつづった。

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首相、五輪へ解除ありき 接種一本やりに危うさ 「表層深層」検証・緊急事態から重点措置へ

2021年06月18日 14時25分35秒 | ウイルス

首相、五輪へ解除ありき 接種一本やりに危うさ 「表層深層」検証・緊急事態から重点措置へ

行政・政治 2021年6月18日 (金)配信共同通信社
 

 菅政権が9都道府県で新型コロナウイルス緊急事態宣言解除に踏み切った。うち7都道府県でまん延防止等重点措置へ移行。五輪シフトで突進する菅義偉首相の強い意向が透ける。ただ「結論ありき」で危うさをはらむのは否めない。ワクチン接種でリバウンドを抑える一本やりの戦略は変わらず、専門家は東京五輪には間に合わないと指摘する。舞台裏を検証した。

 ▽死守

 「7月の感染状況を見ないと決められないだろ」。20日の宣言期限を控えた今週前半の官邸。首相は加藤勝信官房長官から五輪期間中に重点措置を適用する案を説明されると、最終決定は先でいいとして判断を留保した。

 宣言解除後の重点措置への切り替えは、約1カ月前からの「既定路線」(官邸筋)。5月後半にまとめた「6月以降の対策案」と題する内部文書が首相の覚悟を物語る。既に「重点措置に移行する」と明記されていた。

 だが五輪中も重点措置を続ければ「世論の反発で、観客入り開催に影響が出かねない」(首相周辺)。「五輪前提」の旗の下、重点措置は開会式から約10日前の7月11日までとする方針が固まっていった。

 関係閣僚との16日の会合でも、首相の五輪死守への強い思いがにじんだ。首相は7月以降に「感染者が再び増えたら、また宣言を出すのは仕方ない」と吐露。五輪中止は絶対に考えないとの意思表示だった。出席者の一人は「宣言下でも無観客などの形で五輪が開かれる」と見立てる。

 ただ首相にとってワクチン接種の加速化で夏場の感染再燃を回避するシナリオが最善だ。周囲には「ワクチンが行き渡れば医療は逼迫(ひっぱく)しない」と強気の言葉を繰り返す。各社世論調査で五輪開催に否定的な回答が多いが、政府高官は「ワクチンが普及すれば賛否は逆転する」と息巻く。

 ▽マグマ

 「本当に解除でいいのか」。人出増が続き、リバウンドの兆候があるとの分析が出始めた東京。宣言期限が近づくにつれ、専門家の間で不安の声が強まっていた。17日の基本的対処方針分科会では、それがマグマとなって噴き出した。

 ワクチン接種が進んでも、五輪期間の7、8月に流行が再拡大するとの研究結果が背景の一つにある。だが飲食店が売り上げ減で悲鳴を上げる中、いったん解除して「息継ぎ」(関係者)する必要があるとの意見も出され、最終的に押し切られた形となった。

 ワクチンを万能視する首相の姿勢について、専門家の中では疑問視する向きが少なくない。高齢者中心の現在の進捗(しんちょく)状況では、7、8月に「集団免疫(が実現する)との考え方はとても早すぎる」(新型コロナ感染症対策分科会の尾身茂会長)との声がくすぶる。

 ▽悪夢

 五輪の主舞台となる東京。都側は宣言の当面継続を念頭に強い措置を求めた。恐れるのは、3月に2回目の宣言を解除してから約1カ月後に3回目の宣言発令に追い込まれた「悪夢」の再来だ。「ここで緩めるとリバウンドする」。こうした小池百合子知事の訴えとは逆に、政権は他の解除地域との整合性を重視。重点措置へ移行する意思を崩さなかったという。

 政権は経済への影響を考慮し、飲食店での酒類提供制限の緩和を打ち出した。都側も経済と感染再拡大とのジレンマで揺れ続ける。ある都幹部は最も避けたい筋書きをあえて口にした。「一番怖いのは五輪開幕直前の感染再拡大だ」

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島根県で初のコロナ感染者死亡 全都道府県で死者確認、残念!

2021年06月18日 14時04分19秒 | ウイルス

島根県で初のコロナ感染者死亡 全都道府県で死者確認

2021年6月16日 (水)配信朝日新聞
 

 島根県は16日、新型コロナウイルスに感染して県内の医療機関に入院していた患者1人が、15日に死亡したと発表した。県内でコロナ感染者の死亡は初めて。これまで全国で唯一、感染者の死亡が確認されていなかったが、全47都道府県で死者が出たことになる。

 島根県は死亡した患者の年代、性別、居住地、基礎疾患の有無などについては、個人の特定につながるとして公表していない。

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7月10日に海開き 鳥取・浦富海水浴場で地元住民が賑わいへの願い込め清掃活動

2021年06月18日 13時42分17秒 | 地域

まもなく始まる海水浴シーズン。新型コロナの影響で、去年鳥取県内で開設された海水浴場は3か所でしたが今年は2倍の6か所に。どこで泳げるのかチェックします。

本田 航太記者:

「まもなく迎える海開き・・・。海沿いの心地良い風が吹く中、地元住民が砂浜の清掃作業を進めています」

ここは鳥取県岩美町にある浦富海水浴場です。世界ジオパークになっている山陰海岸の一部で、雄大な景色も楽しめ、通常の夏には、地元や関西方面などから5万人の海水浴客が訪れます。去年は新型コロナの影響で、開設されませんでしたが、今年は2年ぶりに海開きします。これに合わせて海開き前に一斉清掃が行われ、地元住民などが砂浜や周辺道路に落ちているごみを拾い集めていました。

地元住民:

「今年は海開きするということで、やるとなれば岩美町をきれいにしたい」

鳥取県内には海水浴場が11か所あります。新型コロナの影響で、去年開設されたのは3か所にとどまりましたが、今年は感染対策をとって2倍の6か所が海開きの予定です。どのような対策をとっているのか?

本田 航太記者:

「例えばこちら。消毒液をトイレやシャワーの入口に設置するなどして対策を講じています」

岩美町観光協会・岡本 浩美事務局長:

「去年の経験を生かして慎重に注意を払って海水浴場を開きたい。きれいな海と砂浜を注意しながら楽しんでいただきたい」

浦富海水浴場は、鳥取県内のトップを切って来月10日に海開きします。

一方、島根県内にある主要な8つの海水浴場については、県が開設するかどうか聞き取りをしているということです。

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解除後の感染拡大、対応

2021年06月18日 13時33分04秒 | ウイルス

解除後の感染再拡大「緊急事態再宣言含め対応する」 田村厚労相

 

田村憲久厚生労働相は18日の記者会見で、新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言を20日で解除する東京都などへの対応について、感染が再拡大する予兆があれば宣言の再発令も視野に入れて対応する考えを示した。「いついかなるときでも、国民の健康、命を守るためには緊急事態宣言も含めて対応する。強い措置も含めた対応を早めにしていくことが重要だ」と述べた。

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歌手DAIGO(43)さんは、島根県出身、北川さんとの結婚が気になってます

2021年06月18日 12時58分06秒 | テレビ映画

北川景子、結婚会見の“覚悟”明かす「不倫をしたら映像が一生使われる」

主演ドラマ『リコカツ』をクランクアップした北川景子 (C)TBS

 女優・北川景子(34)が主演を務めるTBS系ドラマ『リコカツ』(毎週金曜 後10:00)の最終回が、きょう18日に放送される。このほどインタビューに応じた北川は「ネタバレではないですが、こういう終わり方で良かった、というのがあります」と自信を込め、約4ヶ月間の撮影と本作に込めた思いを語った。

 同ドラマは、現代ならではの価値観と時代が変わっても普遍的な男女のもめ事を「リコカツ」というキーワードを通じて描き出す「離婚するかもエンターテインメント」。北川と永山瑛太が、運命的な出会いをし、“交際ゼロ日婚”しながらも、早くも離婚を決意した夫婦の“離婚”からはじまるオリジナルラブストーリーを描く。

 2016年に歌手・DAIGO(43)と結婚し、昨年9月に第1子女児を出産。順風満帆な結婚生活を送る北川とは、真逆の役どころに「最初に脚本をいただいたときに『1ヶ月で離婚するのか…』というところがすごくドラマっぽいというか。しかも、売り言葉に買い言葉で離婚となったので、自分の価値観とは全然違うところをどうやって役として割り切って演じるのか、が自分の中でテーマでした」と告白。

 続けて「自分自身が結婚したときはお互い顔も名前も表に出ている人間ということもありますが、もし不倫をしたら結婚会見の映像が一生使われ続ける。絶対に離婚しないという覚悟で会見しました」と振り返る。

 先週放送の第9話では、ついに咲と紘一が互いの気持ちを確かめ合い、きょう18日放送の最終回で2人がどんな結末を迎えるのか注目されている。

 北川は「9話の最後でお互いやり直す、一緒に歩んでいくために自分は変わる、私も変わる、といった2人が結局、本当に変われるのかというところが10話の見どころの一つ」と紹介しつつ「こういう作品で自分自身、久々に連ドラ復帰できて、本当に良かった。皆さまに応援していただけたことで『リコカツ』がより成長し、全10話のマラソンを走り切ることができたと思うので、見守ってくださったファンの皆さんには本当に感謝しております。最後までお付き合いいただけたらうれしいです」と呼びかけていた。
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チーズの包み紙

2021年06月17日 20時53分24秒 | 

老でも、栄養。

気楽に摂れる栄養食品、チーズ。

いつも感心するのが、包み紙、赤いシール様のものをひっぱるのと、意図も簡単に、剥がれてくる。

ほんと、感動もの。

今日は、写真を撮りたくなった。

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ワクチン接種外来

2021年06月16日 11時06分08秒 | ウイルス

M病院の待ち合いに置いてある花🌸

見ごたえあります。

ここでも、ワクチン接種が始まりました。

外来患者さんのいなくなる12時~のようです。

高年齢の方々が、沢山、お待ちです。

何事もなく、接種が済みますように。

 

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出雲市今市町中央通り

2021年06月16日 07時27分11秒 | 

昨日は、出雲市今市町へ行ったよ。

こんなお店と、モニメントがあった。

焼きサンドを食べたけど、写真撮るの忘れた。

デカくて、カリカリで、初めて食べたけど、おいしかった😋🍴💕 

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あるシングルマザーの孤独

2021年06月16日 01時06分07秒 | 介護福祉高齢者

あるシングルマザーの孤独 公的支援受けず「必死に働いてきた」

こんなひとり親がいることを知ってほしい-。長崎新聞の情報窓口「ナガサキポスト」のLINEに、長崎県内の40代の女性から投稿が寄せられた。  

看護師として働きながら2人の子どもを育てるシングルマザー。一定の収入があるため児童扶養手当は受給していないが、生活に余裕はない。相談相手もいないという。公的支援を受けていない「自立したひとり親」の孤独とは? そんな疑問を抱き、彼女の元へ向かった。  

女性は県内出身。働きながら看護師の資格を取り、県外で働いた。現地で結婚したが、約10年前に夫の異性関係が原因で離婚。6歳と4歳の子どもを連れて長崎県の地元に戻った。  

「生活のために土日祝日、お盆、正月、ゴールデンウイークもフルで必死に働いてきた」。家を出るのはいつも午前6時半。定時に帰れることは少なく、帰宅は午後9時を過ぎることも。さらに新型コロナウイルスの感染拡大で職場の緊張感は高まっている。「感染者を出すな」。職場では感染患者を受け入れていないが、地域からのプレッシャーは常にある。  

どんなに頑張っても家計を支えるのは自分1人。元夫からの養育費の支払いは離婚以降、途絶えている。「子どもに引け目を感じさせる生活はしたくない」と自分に使うお金を抑え、食費や教育費、部活動の道具の購入費などに回してきた。「毎月貯金をするゆとりなんてなかった」  

だが、周囲の見方は違った。「看護師はいいね」。ママ友の何げない言葉を聞くたびに「これだけ働いているのに。夫婦がそろっている家庭とは違う」と言い返したかった。  

「おまえは父親がいないからな」。わが子が部活の関係者から目の前でこう言われたことも。無理解な言葉に胸がつぶれる思いだったが、子どものためにも関係を壊すわけにはいかず、反論せず我慢した。  

女性はわが子に「普通の暮らし」をさせたいと願い、必死に働きながらも周囲の無理解に苦しんできた。  

児童扶養手当など支援制度にも疑問を感じている。同手当は、ひとり親家庭などの生活の安定と自立促進が目的。18歳までの子どもがいるなど複数の条件に合致する県内受給資格者は2019年度末で約1万2500人、受給者は約1万800人。  

女性は離婚後、地元に戻って最初に勤めた医療機関での収入が少なく、同手当が一部支給されていた。しかし転職後、収入が増えると支給はなくなった。基準は子どもが2人の場合、一部支給は前年の所得が268万円未満、全部支給は同じく125万円未満だ。  

ひとり親は、両親がそろう家庭のように共働きで収入を増やしたり家事の負担を分け合ったりすることはできない。「ひとり親であることに変わりはないのに、なぜ所得制限を設けるのだろう」。疑問を行政に伝えたこともあったが何の反応もない。自治体の就学援助も新型コロナ対策の臨時特別給付金も対象外。「所得があるから、放置なの?」。収入の多寡でしかひとり親家庭を見られていないように感じ、辛かった。  

最近、高校生のわが子が進学を希望し始めた。「お母さんに苦労をかけるかもしれないけど大学に行きたい」。授業料、仕送り-。不安がよぎったが「ダメとは言わないよ」と返した。  

「高校卒業まで頑張ればと思っていたけれど…。進学はやめて、とは言えないですよね」。こらえていた涙が、ついこぼれた。  

ひとり親家庭福祉会ながさきの山本倫子事務局長は「一定の収入があり、児童扶養手当を受け取っていない自立するひとり親は『支援の隙間』にいる人たち」と指摘する。安定した仕事に就いているひとり親の場合、公的機関などに就職相談をする必要がないため、行政側からさまざまな支援の案内を受ける機会や関係機関とつながるチャンスが少ないという。山本事務局長は「ひとり親の悩みはそれぞれ。個々のつらさに向き合う必要がある」と話す。  

子どもの人生を1人で背負うひとり親。「誰かにこんなに話したことはなかった」。女性は最後に少しほっとした表情を見せた。     

  県内外には生活から就労、教育までひとり親のさまざまな相談を受け付ける窓口がある。県内の福祉事務所は、母子・父子自立支援員などによる相談体制を整えており、子育て世帯の悩みに応じる「県子どもの貧困総合相談窓口(つなぐながさき)」(電095・801・2442)もある。通信アプリLINE(ライン)やメールでも相談を受け付けている。(嘉村友里恵)

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「自分も周りも安心感出る」新型コロナワクチン 

2021年06月16日 00時28分10秒 | ウイルス

鳥取県若桜町で、新型コロナワクチンの一般接種が県内のトップを切ってスタートした。山陰両県ではこの他にも今月から来月にかけ一般接種が始まる予定だ。

「鳥取県内トップを切って始まった若桜町の一般接種では、初日はこちらの診療所で個別接種が行われています」

若桜町の一般接種で最初に対象となるのは、60歳~64歳と、基礎疾患のある町民で、初日は9人に接種が行われた。

町民:

「ありがたい。これで自分も周りの人も安心感が出る」

若桜町では、来月上旬にも高齢者1516人のうち希望者全員の接種が完了する見通しで、早い段階での一般接種開始となった。この理由について町は、人口の少なさに加え、診療所や住民との連携が上手く取れたためだとしている。

若桜町・盛田 聖一副町長:

「若桜町は診療所での個別接種が90%、集団接種が10%。医者がこの日たまたま空いていたので30人入れますよとか、そんなことがあって早く進んだ」

若桜町は今後、順次、対象年齢を下げ接種を進めることにしている。

鳥取県内ではこの他、琴浦町と大山町が今月下旬に一般接種を始める見通し。ほかの市町村も来月から順次スタートとなっている。

一方島根県内では、知夫村で既に始まっていて、津和野町が今月23日に開始。ただTSKが調査した9日時点では出雲市や雲南市などまだ目途の立っていない自治体もある。

また9日の時点では接種開始時期について「調整中」としていた鳥取市は、早ければ来月中にも一般接種を開始すると発表した。今月25日に60~64歳の市民に接種券を配送し、順次対象を拡大していくとしている。

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高齢者ワクチン予約状況に異変 電話殺到から一転予約枠に空きも その背景は(安来市・米子市)

2021年06月16日 00時15分44秒 | ウイルス

高齢者ワクチン予約状況に異変

高齢者向けのワクチン接種について、予約受付を開始した当初は大きな自治体で電話が殺到する場面もありましたが、現在は落ち着きつつあり、予約枠に余裕が出てきています。安来市、米子市の状況を調べました。

国の求める7月末での完了を目指し、山陰両県でも進んでいる高齢者向けワクチン接種。

安来市新型コロナウイルス感染対策室・安井 由香室長:

「この1週間はお電話いただければ対応できる状況になっている」

安来市では予約の問い合わせは落ち着きつつあり、市内2か所の大規模病院の予約枠に7月中旬から余裕が出ているといいます。お隣・米子市でもホームページで「混雑が緩和してきましたので、対象の方は予約してください」と呼びかけていて、予約枠には空きがある状況です。なぜ空きがあるのか。

高齢者:

「知り合いのなかには怖いという人もいるし、するのやめるという人もいる」

「心臓に持病があるので受けるかどうか迷っている」

理由のひとつは副反応を気にして接種をためらう高齢者の存在です。こうしたことから安来市は、接種を希望する人は市内の高齢者全体の7割・約9500人程度とみています。

米子市は、対象となる高齢者約4万5000人に対し接種希望の見込みを出していません。ただ両市ともに余裕がある状態が続くとみています。

今後も接種を受けていない高齢者に働きかけを続けながら、余裕分については64歳以下への接種開始を早めるなど、効率的な運用を進める考えです。

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