新へそ曲がりおじさんの花便り(旧へそ曲がりおじさんの、へそ曲がりなオカヤドカリ飼育法)        

わけあってリニューアルオープンします。オカヤドカリの飼育はやめたので、花便りがメインになります。

地植えと鉢植えの違い

2025-02-10 04:27:50 | 園芸豆知識

 

ほとんどの本やネット上のサイトでも、地(露地)植えと鉢植えの違いに関してはほとんど書かれていないが・・・・。

なので、今回はその違いに関して少し書いてみようと思う。

鉢植には「プランター」や「コンテナ」での栽培も含むが、「小さな花壇」も含まれるかも。

それでは一体どんな違いがあるのか。

最大の違いは「土の量」だろう。

ちなみに、小さなお鍋と大きなお鍋でお湯を沸かすとどうなるか。

「そんな当たり前のことは聞かなくてもわかる」という人がほとんどであろうが、それと同じことが地植えと鉢植えにも起きるのです。

小さなお鍋はすぐにお湯も沸くが、火を止めると冷めるのも早い。

大きなお鍋だとお湯が沸くまでに時間がかかるが、火を止めてもすぐには冷めない。

これを冬の寒い時期に当てはめると・・・・。

 

鉢植だと土の量が少ないため、気温の低下をもろに受けてしまい、「鉢植えの土の芯まで凍結する」ということもあるが、地植えでは北海道でもないと土が凍結することはありません。

土が凍結したらどうなるのか。 

ひ弱な細い根はダメージを受け、それが原因で枯れることも。

 

それでは、夏はどうなのか。

鉢植は土が少ないので、気温の上昇に合わせて土の温度が上昇するが、夜間は冷えるのも早い。

が、地中だと気温の影響は受けにくいので地温の変動は少ない。

ということは・・・・。

植物にとっては優しい環境に。

 

また、鉢植だと「乾湿」の変化も激しいが、地植えは変化も少ない。

さらに、鉢植だと土が少なくて根も自由に伸びることができないが、地植えなら自由に伸びられる。

 

ということで、「地植えと鉢植えは別物だ」と思っていた方がよいのです。

 


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