Mars&Jupiter

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片倉町から横浜まで歩く、そしてレイフ・ヴォーン・ウィリアムズのクリスマス・カンタータ「この日」

2010-12-23 11:14:50 | クリスマス特集・その他
昨日は片倉町から横浜まで歩きました。
今回とりあげるのは1872年生まれのヴォーン・ウィリアムズの作品。
クリスマス・カンタータ「この日」は、1954年に作曲された。
聴いたCDはジャネット・ベーカーのメゾ・ソプラノ、
リチャード・ルイスのテノール、ジョン・シャーリー=カークのバリトン、
バッハ合唱団、ウェストミンスター大聖堂聖歌隊、
サー・フィリプ・レッジャーのオルガン、
デヴィッド・ウィルコックス指揮、ロンドン交響楽団の演奏による。
金管楽器のファンファーレにより始まる導入部「ノエル、ノエル」は、
合唱が「ノエル、ノエル」と繰り返しながら入り、盛り上げていく。
華やかな曲で、ヴォーン・ウィリアムズらしい曲である。
2曲目のマタイとルカによるイエス誕生の物語が次に入り、
オルガンの伴奏に乗って女声合唱が中世風な歌を静かに歌う。
テノール独唱が入り、さらに合唱が入り、イエスの誕生物語を劇的に歌う。
作品はこの物語の部分と歌の部分を交互に繰り返しながら展開する。
全部を細かく書くのは割愛し、特に印象に残った部分に絞って触れていく。

3曲目はメゾ・ソプラノ独唱と合唱による曲。
ジョン・ミルトンによる詩が牧歌的な雰囲気の中で歌われる。
5曲目の「祝福された神の息子」の合唱は美しい一曲である。
6曲目の「そして同じ国にいた」という物語は最初2曲目と同じく
オルガンの伴奏に乗って女声合唱が中世風な歌を静かに歌って始まる。
テノール独唱がそれに続き、やがて合唱が再び加わり、
徐々に映画音楽を思わせるような劇的で壮大な音楽となっていく。
メゾ・ソプラノ独唱も入り、イギリス民謡風の旋律が合唱により歌われ、
趣向の凝った部分もみられ、さすがヴォーン・ウィリアムズである。
7曲目「牛」はトーマス・ハーディの詩によるもので、
バリトン独唱による田園的でのどかな感じの曲である。
9曲目「羊飼いの歌」はバリトン独唱によるパストラーレで、
ジョージ・ハーバートによる詩が使われているようだ。
11曲目子守歌は、メゾ・ソプラノ独唱と合唱による甘美な歌。
12曲目の賛歌「輝く天国の門」は、トランペットのファンファーレに始まり、
テノール独唱によるドラマティックな歌である。
マタイ伝による13曲目の物語の素朴な合唱に続き、
14曲目の「三人の王の行進」は管弦楽により輝かしく始まる。
合唱も加わり、勇ましい感じで曲が進行していく。
テノール独唱に続きメゾ・ソプラノ独唱が入り、合唱の部分となり、
最後は独唱者による三重唱となり、合唱がこれに加わり、
この作品のクライマックスを築いていく。
対照的に15曲目の合唱は静かでおだやかな曲である。
終曲エピローグ「はじめに言葉ありき」は、バリトン独唱で始まる。
そしてメゾ・ソプラノ独唱が入り、三重唱となり、合唱も加わり、
管弦楽が輝かしい音楽を奏で、フィナーレらしい盛り上がりをみせ、
最後は管弦楽によるトッティで力強く、堂々とした感じで終わる。
コメント
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