昨日は、藤沢本町から亀井野あたりまで歩きました。
途中聴いたのは、1960年生まれのトルコの作曲家インスの作品。
今回からその他の地域編に入ろうとと思う。
カムラン・インスはアメリカ人とトルコ人の両親を持ち、
モンタナ州で生まれたが、6歳の頃にトルコに移住した。
アンカラ音楽院に入り、チェロとピアノを学び、
のちイズミル大学でムアンメル・スンに作曲法を師事した。
1978年にはアメリカに戻り、オべリン大学に在籍した。
イーストマン音楽学校でも学び、その後ミシガン大学に教授として迎え入れられ、
教育活動に精力を注ぎ、イスタンブルでも活躍している。
交響曲第3番「ウィーン包囲」は、1994年9月から1995年3月の間に作曲された。
聴いたCDはカムラン・インス指揮、プラハ交響楽団の演奏のものである。
曲は導入にあたる「長い行進」は、重々しい感じで始まる。
打楽器と金管楽器により悲痛な感じの旋律が奏されていく。
いったん盛り上がりをみせた音楽は、おさまったあとも冒頭の旋律を繰り返す。
1683年の第二次ウィーン包囲を描いているようで、金管楽器が最後荒々しく吹く。
第二楽章にあたる「占領下に置かれた町」「壁の戦い」は、
最初緊迫感のある音楽が弦楽器により奏されて、そのあと金管楽器が活躍し、
打楽器のリズムに乗り舞曲風の荒々しい音楽となり、
それは東洋的であり。トルコの戦闘の音楽の旋律を使っているようだ。
続く「壁の戦い」では一定の音型が繰り返しユニゾンで繰り返される。
そしてそのあとは速いテンポになり戦いの情景が描写されていく。
打楽器が激しいリズムを叩き、1683年夏のオスマン帝国による攻撃を描写する。
第三楽章にあたる「忘れられた魂」は、弦楽器の長く伸ばす音の上に、
何度も一定の音型による旋律が繰り返され、その後の虚無感を思わせる。
途中から盛り上がりをみせて情熱的な音楽にいったんなるが、
そのあとは金管楽器が優しい旋律を奏で、弦楽器が悲痛な旋律を奏でていく。
終わりのところで打楽器が鳴り、次の楽章にそのまま続いていく。
第四楽章にあたる「叫び」「最後の攻撃」「勝利の町」は、
サクソフォンと木管楽器がこだまのように一定の旋律を繰り返す。
この短い「祈り」の部分が終わると打楽器が鳴り響き「最後の攻撃」の部分に入る。
軽快な旋律が繰り返され、行進曲風に打楽器がリズムを叩き、
「勝利の町」に入り、一定の音型が金管楽器によりユニゾンで繰り返され、
一方の金管楽器がそのユニゾンに呼応するのを繰り返し、次のフィナーレに続く。
フィナーレにあたる「大撤退」は、上昇する一定の音型が、
金管楽器によりユニゾンで繰り返され、弦楽器が別の旋律を絡ませていく。
いったん静まったあとも上昇する一定の音型が弱々しく繰り返され、
最後は弦楽器のみが旋律を奏し、そのあと打楽器と金管楽器が荒々しい二音を奏し、
その二音が繰り返される中、徐々に音が静かになり、大撤退の様子が描写される。
途中聴いたのは、1960年生まれのトルコの作曲家インスの作品。
今回からその他の地域編に入ろうとと思う。
カムラン・インスはアメリカ人とトルコ人の両親を持ち、
モンタナ州で生まれたが、6歳の頃にトルコに移住した。
アンカラ音楽院に入り、チェロとピアノを学び、
のちイズミル大学でムアンメル・スンに作曲法を師事した。
1978年にはアメリカに戻り、オべリン大学に在籍した。
イーストマン音楽学校でも学び、その後ミシガン大学に教授として迎え入れられ、
教育活動に精力を注ぎ、イスタンブルでも活躍している。
交響曲第3番「ウィーン包囲」は、1994年9月から1995年3月の間に作曲された。
聴いたCDはカムラン・インス指揮、プラハ交響楽団の演奏のものである。
曲は導入にあたる「長い行進」は、重々しい感じで始まる。
打楽器と金管楽器により悲痛な感じの旋律が奏されていく。
いったん盛り上がりをみせた音楽は、おさまったあとも冒頭の旋律を繰り返す。
1683年の第二次ウィーン包囲を描いているようで、金管楽器が最後荒々しく吹く。
第二楽章にあたる「占領下に置かれた町」「壁の戦い」は、
最初緊迫感のある音楽が弦楽器により奏されて、そのあと金管楽器が活躍し、
打楽器のリズムに乗り舞曲風の荒々しい音楽となり、
それは東洋的であり。トルコの戦闘の音楽の旋律を使っているようだ。
続く「壁の戦い」では一定の音型が繰り返しユニゾンで繰り返される。
そしてそのあとは速いテンポになり戦いの情景が描写されていく。
打楽器が激しいリズムを叩き、1683年夏のオスマン帝国による攻撃を描写する。
第三楽章にあたる「忘れられた魂」は、弦楽器の長く伸ばす音の上に、
何度も一定の音型による旋律が繰り返され、その後の虚無感を思わせる。
途中から盛り上がりをみせて情熱的な音楽にいったんなるが、
そのあとは金管楽器が優しい旋律を奏で、弦楽器が悲痛な旋律を奏でていく。
終わりのところで打楽器が鳴り、次の楽章にそのまま続いていく。
第四楽章にあたる「叫び」「最後の攻撃」「勝利の町」は、
サクソフォンと木管楽器がこだまのように一定の旋律を繰り返す。
この短い「祈り」の部分が終わると打楽器が鳴り響き「最後の攻撃」の部分に入る。
軽快な旋律が繰り返され、行進曲風に打楽器がリズムを叩き、
「勝利の町」に入り、一定の音型が金管楽器によりユニゾンで繰り返され、
一方の金管楽器がそのユニゾンに呼応するのを繰り返し、次のフィナーレに続く。
フィナーレにあたる「大撤退」は、上昇する一定の音型が、
金管楽器によりユニゾンで繰り返され、弦楽器が別の旋律を絡ませていく。
いったん静まったあとも上昇する一定の音型が弱々しく繰り返され、
最後は弦楽器のみが旋律を奏し、そのあと打楽器と金管楽器が荒々しい二音を奏し、
その二音が繰り返される中、徐々に音が静かになり、大撤退の様子が描写される。
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