ヨセフ・スク（スーク）の「祖国新生に向けて(ソコル祭典行進曲)」作品35cを聴く

昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1874年生まれのチェコの作曲家ヨセフ・スク（スーク）が、
1919年から20年にかけて作曲した愛国的三部作のうちの一つ、
「祖国新生に向けて(ソコル祭典行進曲)」作品35cである。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたＣＤはペートル・アルトリヒテル指揮、プラハ交響楽団の演奏による。
この曲は金管楽器の力強いファンファーレで始まる。
そのファンファーレが３回繰り返されたあと、
弦楽器が堂々とした旋律を奏でて行進曲風の音楽が展開されていく。
第一次世界大戦後に誕生したチェコスロヴァキア共和国を祝うかのように、
この曲には力がみなぎり、明日に向かっての大きな期待が込められている。
金管楽器が絡みながら盛り上がって、最後力強く終わる。