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エドヴァルド・グリーグの劇音楽「ペール・ギュント」作品23を聴く

2023-09-05 06:32:59 | エドヴァルド・グリーグの作品
今回は1843年ノルウェー生まれのグリーグの作品で、
1874年から75年にかけて作曲された劇音楽、
「ペール・ギュント」作品23を取り上げる。
広島の徳山城、岡山の水門町への旅行の中で聴いた音楽である。
聴いたCDは、ペーター・マッティのバリトン、
カミラ・ティリングのソプラノ、
シャルロッテ・ヘレカントのメゾ・ソプラノ、
エラーハイン少女合唱団、エストニア国立男声合唱団、
パーヴォ・ヤルヴィ指揮、エストニア国立交響楽団の演奏のものである。
内容については解説するのはここではしないが、
とにかく冒頭から聴いて演奏がいいと思った。
組曲ではなく劇音楽の原典版からの抜粋で、
第1幕 前奏曲(婚礼の場にて)から軽快な演奏である。
力強いがすっきりとした感じで聴きやすい演奏で、
劇の世界に没頭できるような感じがする。
ハリング舞曲やスプリンガルの舞曲が、
途中に入っていることが、特徴である。
第2幕「山の魔王の広間にて」や「山の魔王の娘の踊り」での、
ダイナミックでリズミックな演奏など印象に残り、
あっという間に聴き終えて、爽快な気持ちになった。

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