Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

アントニオ・サリエリのフルートとオーボエのための協奏曲ハ長調を聴く

2009-04-01 22:33:43 | 古典~現代音楽オーストリア編
昨日と今日はウォーキングを休みました。
新しい職場に初めていき、色々な打ち合わせが続き、忙しかった。
今回聴いたのは1750年生まれのサリエリの作品。
サリエリはイタリアのレニャーゴで生まれたが、
1760年代後半からウィーンに住み、その後宮廷楽長に就任し、
ウィーンで活動し続けたのでここではドイツ・オーストリア編でとりあげる。
フルートとオーボエのための協奏曲ハ長調は、1774年に出版された。
今回聴いたCDはニコレのフルート、ホリガーのオーボエ、シトリーの指揮、
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズによる。

第一楽章アレグロ・スリピトーソは、軽快な序奏で始まる。
そのあとフルートとオーボエの独奏が一緒に入る。
華やかであり、宮廷的で優雅な音楽は、
モーツアルトと同時代の作曲家であることを感じさせる。
二つの楽器によるカデンツァのあと、最後は華やかに終わる。
第二楽章ラルゴは、ゆったりとした中で、
フルートとオーボエが歌うような旋律を掛け合い、
それぞれが奏でる音楽は夢のように美しい。
第三楽章アレグレットは、軽快に始まる序奏に続き、
フルートとオーボエが入り、とくにフルートの活躍が目立つ。
オーボエはその明るい部分に対して対照的に、
哀愁を漂わせた旋律を奏でていく。
しかし全体的には明るく優雅で、最後も華やかに終わる。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 横浜から関内まで歩く、そし... | トップ | ヴォルフガング・アマデウス... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

古典~現代音楽オーストリア編」カテゴリの最新記事