Mars&Jupiter

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ハヴァーガル・ブライアンのイギリス組曲第4番「幼稚園」を聴く

2018-05-07 05:16:35 | ハヴァーガル・ブライアンの作品
今回取り上げるのは、1876年生まれのブライアンが、
1921年に作曲したイギリス組曲第4番「幼稚園」である。
今回聴いたCDはマーティン・ブラビンズ指揮、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団の演奏である。
各曲のタイトルは自分で訳してみましたが、自信はありません。
第一曲「ありがとう」は、弦楽器の優しい旋律で始まり、
木管楽器が絡み、金管楽器が旋律を引き継ぎ、最後力強く終わる。
第二曲「彼はどこ?」は、弦楽器が奏でる民謡的な旋律で始まる。
旋律にはワグナーの「ワルキューレ」の一部や、
「ヤンキードゥードル」の旋律が引用される。
第三曲「あるもの、ないもの」は、
ファゴットなど木管楽器が活躍する曲である。
第四曲「銃を持った男」は、弦楽器が奏でる旋律で始まり、
木管楽器・金管楽器・打楽器も絡んで、最後静かに終わる。
第五曲「チリン、チリン」は、打楽器とフルートで始まり、
神秘的な感じでもあり、軽快でもある。
第六曲「足の悪いアヒル」は、弦楽器の力強い旋律に始まり、
金管楽器や打楽器が加わり、盛り上がって終わる。
第七曲「優しいウサギちゃん」は、弦楽器中心に展開される。
第八曲「ウサギちゃんの死」は、寂しい感じで始まる。
弦楽器の重々しい感じの音がその死を思わせる。
第九曲「アシャンティ族の戦いの歌」は、
打楽器にリズムに乗って、旋律が奏でられる。
その打楽器にアフリカらしい部分を感じさせ、
弦楽器は戦いの勇ましいところを感じさせる。
金管楽器も加わり、激しく荒々しい感じになり、
最後は盛り上がったところで力強く終わる。

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