Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

リヒャルト・ワグナーの楽劇「ラインの黄金」を聴く

2017-12-27 18:16:12 | リヒャルト・ワーグナーの作品
年末年始はワグナーの作品について触れていく。
今回取り上げるのは、1813年生まれのワグナーが、
1853年から54年にかけて作曲した楽劇「ラインの黄金」である。
ここでは簡単に聴いた全体的な感想を述べる。
今回聴いたCDはヴォータン役(バリトン)のテオ・アダム、
ドンナー役(バス)のゲルト・ニーンシュテット、
フロー役(テノール)のヘルミン・エッサー、
ローゲ役(テノール)のウォルフガング・ヴィントガッセン、
アルベリヒ役(バリトン)のグスタフ・ナイトリンガー、
ミーメ役(テノール)のエルヴィン・ヴォールファールト、
ファゾルト役(バス)のマルッティ・タルヴェラ、
ファフナー役(バス)のクルト・ベーメ、
フリッカ役(メゾ・ソプラノ)のアンネリース・ブルマイスター、
フライア役(ソプラノ)のアニア・シリア、
エルダ役(アルト)のヴィエーラ・ソウクポヴァー、
ヴォークリンデ役(ソプラノ)のドロテア・ジーベルト、
ヴェルグンデ役(ソプラノ)のヘルガ・デルネシュ、
フロースヒルデ役(メゾ・ソプラノ)のルート・ヘッセ、
カール・ベーム指揮、バイロイト祝祭管弦楽団の演奏による。
幻想的に始まる冒頭からベーム盤は流れるように音楽が進行し、
思わず引き込まれる演奏で、巨人族が登場する場面は、
テンポは速いが、ダイナミックである。
1967年録音で、ヴォータン役をつとめるテオ・アダムなど、
当時の歌手たちの歌唱は素晴らしい。
最後に向けたドラマティックな展開の音楽と歌も素晴らしい。
最後に向けたドラマティックな展開の音楽と歌も素晴らしい。
リングをめぐる欲望とそれを手にしたものの破滅、
最後は三人の姫の歌う中でヴォータンとローゲが歌い、
壮大で力強い音楽が管弦楽で奏でられ盛り上がりの中で終わる。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヨハン・セバスチャン・バッ... | トップ | リヒャルト・ワグナーの楽劇... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

リヒャルト・ワーグナーの作品」カテゴリの最新記事