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Mars&Jupiter

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エルネスト・ブロッホの「モーダル(旋法の)組曲」を聴きながら、二俣川から鶴ヶ峰まで歩く

2011-03-27 12:00:20 | 古典~現代音楽北アメリカ編
昨日は、二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1880年生まれのブロッホの作品。
「モーダル(旋法の)組曲」は、1956年に作曲された。
アメリカのフルート奏者エレーン・シェッファーのために書かれたもので、
そもそもはフルートとピアノのために作曲された4つの曲から成る作品だが、
1959年フルートと弦楽オーケストラのための作品として編曲された。
聴いたCDはアレクサ・スティルのフルート、
ニコラス・ブライスワイト指揮、ニュージーランド室内管弦楽団の演奏による。
第1曲モデラートは、独奏フルートの東洋的な美しい旋律で始まる。
弦楽器もその旋律を受けつぎ、その後フルート中心に曲は進行し、
弦楽器がやさしくそれをサポートし、最後静かに終わる。
第2曲リステッソ・テンポ(同じ速さで)は、
弦楽器の旋律を引き継ぎ、独奏フルートが主題を奏でていく。
流れるような叙情的な旋律が美しく、最後はおだやかに終わる。
第3曲アレグロ・ジョコーソ(陽気に)は軽快な曲で、
民謡風で舞曲風の旋律が独奏フルートにより奏されていく。
中間部はやや感傷的な旋律が奏でられ、再び冒頭の旋律が奏されて終わる。
第4曲アダージョ-アレグロ・デチーゾ(決然と)は、
弦楽器の伴奏の上で、独奏フルートがゆったりと旋律を奏で、
第1曲の東洋的な部分も顔を出し、独奏フルートは軽快に旋律を奏でていく。
バロック風の旋律が現れつつ、他の楽章の主題が登場しながら、
最後は独奏フルートの伸ばす音と弦楽器が響きながら幻想的に終わる。


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