今回でエドヴァルド・グリーグの特集を終わりにします。
今日は、1870年から71年に作曲された
劇音楽「十字軍の兵士シグール」作品22をとりあげる。
聴いたCDはシェル・マグヌス・サンヴェーのテノール、
エスタ・オーリン・ヴォーカル・アンサンブル、
プロ・ムジカ室内合唱団、ネーメ・ヤルヴィ指揮、
エーテボリ交響楽団の演奏によるものである。
シグール(シーグル)はノルウェー十字軍を率いた
ノルウェー国王シーグル1世(シグルス1世)のことである。
1107年から1110年にかけて聖地イェルサレムに向かった。
ヴァイキングでもあるからだろう途中イベリア半島では、
略奪行為や戦闘行為をおこなったりもしている。
聖地イェルサレムへは陸路をつかって到着している。
この話を題材にビョルンスティエルネ・ビョルンソンが戯曲を書いており、
その戯曲の付随音楽としてグリーグが作曲した。
角笛の合図(ファンファーレ)は、ホルンの吹奏で始まる。
やまびこのように他のホルンが呼応する。
第1曲 第1幕前奏曲は、堂々とした音楽で始まり、
威厳のある旋律が力強く奏でられる。
第2曲 ボルグヒルの夢(間奏曲)は、弦楽器中心に旋律が奏でられて始まり、
途中から荒々しい音楽になり、それと対照的な夢想的な旋律になって終わる。
第3曲 力競べ(第2幕前奏曲)は、行進曲風の旋律で始まり盛り上がり、
中間部は木管楽器中心に感傷的または牧歌的な旋律が奏でられる。
冒頭の旋律が繰り返され、金管楽器中心に盛り上がって終わる。
第4曲 北国の民「北国の民、そは世界に乗り出し」は、
力強い音楽とともにテノールの独唱が入る。
そして、合唱も加わり、壮麗な音楽になっていく。
独唱と合唱は4番まで歌われ、最後力強く終わる。
第5曲 オマージュ・マーチ(第3幕前奏曲)は、
華々しい金管楽器の響きのあと、弦楽器による室内楽風の響きの中、
奏でられる主題がそのあと他の楽器に引き継がれて繰り返され、
徐々に金管楽器と打楽器で盛り上がったあと、
いったん静かになり、弦楽器中心に別の旋律が奏でられ、
また冒頭の金管楽器の華々しい音楽と、
弦楽器による室内楽風の響きが繰り返され、
その主題が繰り返され、金管楽器と打楽器に盛り上がって終わる。
第6曲 間奏Ⅰは、第5曲の主題が弦楽器中心に奏でられ、
木管楽器も絡んでゆったりとしたテンポで繰り返され、
そのあと明るく軽快な音楽になって盛り上がって終わる。
第7曲 間奏Ⅱも、第5曲の主題が弦楽器の室内楽的な響きで始まり、
弦楽器が主題を繰り返し、ホルンやトランペットなどが加わる。
そして、金管楽器と打楽器中心に奏でられ、最後堂々とした感じで終わる。
第8曲 王の歌「旅に出て一働きせんことを夢見しものは」は、
オーボエの感傷的な旋律に続き、テノール独唱が入る。
そのあと合唱も加わり、金管楽器と打楽器とともに、
盛り上がりをみせて、最後力強く終わる。
今日は、1870年から71年に作曲された
劇音楽「十字軍の兵士シグール」作品22をとりあげる。
聴いたCDはシェル・マグヌス・サンヴェーのテノール、
エスタ・オーリン・ヴォーカル・アンサンブル、
プロ・ムジカ室内合唱団、ネーメ・ヤルヴィ指揮、
エーテボリ交響楽団の演奏によるものである。
シグール(シーグル)はノルウェー十字軍を率いた
ノルウェー国王シーグル1世(シグルス1世)のことである。
1107年から1110年にかけて聖地イェルサレムに向かった。
ヴァイキングでもあるからだろう途中イベリア半島では、
略奪行為や戦闘行為をおこなったりもしている。
聖地イェルサレムへは陸路をつかって到着している。
この話を題材にビョルンスティエルネ・ビョルンソンが戯曲を書いており、
その戯曲の付随音楽としてグリーグが作曲した。
角笛の合図(ファンファーレ)は、ホルンの吹奏で始まる。
やまびこのように他のホルンが呼応する。
第1曲 第1幕前奏曲は、堂々とした音楽で始まり、
威厳のある旋律が力強く奏でられる。
第2曲 ボルグヒルの夢(間奏曲)は、弦楽器中心に旋律が奏でられて始まり、
途中から荒々しい音楽になり、それと対照的な夢想的な旋律になって終わる。
第3曲 力競べ(第2幕前奏曲)は、行進曲風の旋律で始まり盛り上がり、
中間部は木管楽器中心に感傷的または牧歌的な旋律が奏でられる。
冒頭の旋律が繰り返され、金管楽器中心に盛り上がって終わる。
第4曲 北国の民「北国の民、そは世界に乗り出し」は、
力強い音楽とともにテノールの独唱が入る。
そして、合唱も加わり、壮麗な音楽になっていく。
独唱と合唱は4番まで歌われ、最後力強く終わる。
第5曲 オマージュ・マーチ(第3幕前奏曲)は、
華々しい金管楽器の響きのあと、弦楽器による室内楽風の響きの中、
奏でられる主題がそのあと他の楽器に引き継がれて繰り返され、
徐々に金管楽器と打楽器で盛り上がったあと、
いったん静かになり、弦楽器中心に別の旋律が奏でられ、
また冒頭の金管楽器の華々しい音楽と、
弦楽器による室内楽風の響きが繰り返され、
その主題が繰り返され、金管楽器と打楽器に盛り上がって終わる。
第6曲 間奏Ⅰは、第5曲の主題が弦楽器中心に奏でられ、
木管楽器も絡んでゆったりとしたテンポで繰り返され、
そのあと明るく軽快な音楽になって盛り上がって終わる。
第7曲 間奏Ⅱも、第5曲の主題が弦楽器の室内楽的な響きで始まり、
弦楽器が主題を繰り返し、ホルンやトランペットなどが加わる。
そして、金管楽器と打楽器中心に奏でられ、最後堂々とした感じで終わる。
第8曲 王の歌「旅に出て一働きせんことを夢見しものは」は、
オーボエの感傷的な旋律に続き、テノール独唱が入る。
そのあと合唱も加わり、金管楽器と打楽器とともに、
盛り上がりをみせて、最後力強く終わる。
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