昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
昨日聴いたのは1815年生まれのローベルト・フォルクマンの作品。
ザクセン出身の彼は、カントルの父から幼い頃から音楽教育を受け、
オルガン、ピアノ、ヴァイオリンなどを学び、
その後はベッカーなどに師事し、プラハやブダペストで音楽を教え、
1875年からはブダペスト王立音楽院で教授に就任し、
和声法・対位法を教えたようであるが、
彼の作品はそれ以前に作曲されたものが多い。
序曲「リチャード3世」作品68は1870年に作曲され、
翌71年ライプチヒで出版された交響詩的な作品である。
今回聴いたCDは、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、
モスクワ音楽院交響楽団の演奏による。
リストの交響詩を聴いている感じで、ドラマティックな曲である。
最初は悲劇的な部分を感じさせるような重々しい音楽で始まり、
弦楽器のみの合奏の対位法風の部分になり、
やがてテンポをあげて、打楽器や金管楽器が加わり激しくなる。
そのあと、静まってから、管楽器中心に主題が奏され、
それを弦楽器が受け継ぎ、その後も管楽器がその旋律を引き継いでいく。
そのあとはファゴットなど木管楽器が別の主題を繰り返し、
先ほどの主題がそれに絡み合っていく。
その先、スコットランド民謡風の音楽が挿入される。
これは「キャンベルズはやってくる」という
バッグパイプによる民謡から採られているらしい。
やがて、音楽は戦闘を思わせるような荒々しい音楽となり、
今まで出てきた旋律がこれに絡み合いながら曲は進行していく。
そしてトランペットがファンファーレのように鳴り響く。
それまでの音楽は嵐のような戦いの音楽であったが、
これが終わると、のどかな感じの旋律をクラリネットが奏でる。
弦楽器がそれに続き、最後は何もなかったかのように平安な感じで終わる。
昨日聴いたのは1815年生まれのローベルト・フォルクマンの作品。
ザクセン出身の彼は、カントルの父から幼い頃から音楽教育を受け、
オルガン、ピアノ、ヴァイオリンなどを学び、
その後はベッカーなどに師事し、プラハやブダペストで音楽を教え、
1875年からはブダペスト王立音楽院で教授に就任し、
和声法・対位法を教えたようであるが、
彼の作品はそれ以前に作曲されたものが多い。
序曲「リチャード3世」作品68は1870年に作曲され、
翌71年ライプチヒで出版された交響詩的な作品である。
今回聴いたCDは、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、
モスクワ音楽院交響楽団の演奏による。
リストの交響詩を聴いている感じで、ドラマティックな曲である。
最初は悲劇的な部分を感じさせるような重々しい音楽で始まり、
弦楽器のみの合奏の対位法風の部分になり、
やがてテンポをあげて、打楽器や金管楽器が加わり激しくなる。
そのあと、静まってから、管楽器中心に主題が奏され、
それを弦楽器が受け継ぎ、その後も管楽器がその旋律を引き継いでいく。
そのあとはファゴットなど木管楽器が別の主題を繰り返し、
先ほどの主題がそれに絡み合っていく。
その先、スコットランド民謡風の音楽が挿入される。
これは「キャンベルズはやってくる」という
バッグパイプによる民謡から採られているらしい。
やがて、音楽は戦闘を思わせるような荒々しい音楽となり、
今まで出てきた旋律がこれに絡み合いながら曲は進行していく。
そしてトランペットがファンファーレのように鳴り響く。
それまでの音楽は嵐のような戦いの音楽であったが、
これが終わると、のどかな感じの旋律をクラリネットが奏でる。
弦楽器がそれに続き、最後は何もなかったかのように平安な感じで終わる。
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