Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

アーノルド・バックスの交響詩「松の木が知っていた話」を聴く、そして片倉町から横浜まで歩く

2013-04-24 06:49:33 | アーノルド・バックスの作品
昨日は片倉町から横浜まで歩きました。
今回とりあげるのは、1883年生まれのバックスの作品の中で、
1931年に作曲された交響詩「松の木が知っていた話」である。
指揮者バルビローリに献呈された作品で、
1934年4月12日ビチャームの指揮で初演された。
今回聴いたCDはブライデン・トムソン指揮、
アルスター管弦楽団演奏によるもの。
弦楽器と木管楽器中心に不安な感じを思わせる音楽で始まる。
やがて金管楽器と打楽器が加わり、盛り上がりをみせていく。
幻想的な部分もあり、ケルト的な世界を感じさせる作品である。
いったんおだやかな部分が現れ、再び金管楽器と打楽器が加わり、
徐々に盛り上がりをみせ、最後は静かに終わる。
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アーノルド・バックスの「伝説」を聴く

2013-04-23 07:00:59 | アーノルド・バックスの作品
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1883年生まれのバックスの作品の中で、
1935年に作曲された「伝説」である。
今回聴いたCDはエリック・パーキンのピアノ演奏によるもの。
速いテンポで繰り返される音型の上で奏でられる神秘的な前奏に始まり、
やがて主題となる旋律が奏でられ、躍動的なリズムが繰り返される。
それが静まってからロマンティックな旋律が奏でられる。
そして力強い旋律が繰り返し奏でられ、最後悲劇的な感じで終わる。
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アーノルド・バックスのヴァイオリン協奏曲を聴く、そして鶴見駅から平安町まで歩く

2013-04-21 23:45:47 | アーノルド・バックスの作品
昨日は鶴見駅から平安町まで歩きました。
今回とりあげるのは、1883年生まれのバックスの作品の中で、
1938年に作曲されたヴァイオリン協奏曲である。
今回聴いたCDはリディア・モルドコヴィッチのヴァイオリン、
ブライデン・トムソン指揮、
ロンドン・フィルハーモニックの演奏によるもの。
ハイフェッツに献呈された作品だが、
彼のヴァイオリンで初演されることはなかった。

第1楽章序曲、バラードとスケルツォ:アレグロ・リソルートは、
金管楽器と弦楽器による力強い序奏から始まる。
やがてヴァイオリン独奏が入り、主題を奏でていく。
いかにも荒々しい感じやロマンティックな部分はバックスらしい。
ヴァイオリンが繰り返す切ない感じのメロディーはジプシー風でもある。
後半部分はスケルツォの部分となり、軽快なテンポで進んでいく。
ややヴォーン・ウィリアムズを思わせるようなところも感じ、
最後はヴァイオリン独奏と管弦楽により盛り上って、堂々とした感じで終わる。
第2楽章アダージョは、弦楽器中心に叙情的な旋律で始まる。
そしてヴァイオリン独奏が入り、歌うように旋律を奏でていく。
オーケストラとヴァイオリン独奏が絡み合いながら、
ドラマティックに盛り上がる部分と静かな部分を繰り返し、
最後はハープの音ともに静かに消え入るようにして終わる。
第3楽章アレグロは、民謡風の旋律をヴァイオリン独奏が奏でて始まる。
管弦楽が奏でるゆるやかなワルツのリズムに乗って、
ヴァイオリン独奏が旋律を絡ませながら曲は進行していく。
管弦楽が華やかにワルツのリズムを奏でる中で、
冒頭の旋律を中心に盛り上って、最後堂々とした感じで終わる。
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アーノルド・バックスのシンフォニエッタを聴く

2013-04-19 06:34:45 | アーノルド・バックスの作品
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1883年生まれのバックスの作品の中で、
1932年に作曲されたシンフォニエッタである。
交響的幻想曲という副題がついているこの作品は、
彼の生涯の中で初演されなかった作品で、
初演は1983年ヴァーノン・ハンドリーの指揮、
BBCウェールズ交響楽団による演奏で放送によって行われた。
今回聴いたCDはヴァーノン・ハンドリー指揮、
BBCフィルハーモニックの演奏によるもの。
曲は3つの楽章から構成されている。

第1楽章アラ・ブレーヴ、モルト・モデラートは、
叙情的で回想するような感じの旋律で始まる。
やがて金管楽器と打楽器により荒々しい感じになり、
そのあと木管楽器も活躍するおだやかな部分を経て、
金管楽器と打楽器により華やかな感じで盛り上がり、
冒頭の回想的な旋律が木管楽器により再び現れて終わる。
第2楽章アンダンテ・コン・モートは、弦楽器の叙情的な旋律で始まる。
木管楽器も絡んでいき、神秘的な雰囲気を漂わせていく。
中間部ではヴァイオリン・ソロも入り、ホルンなど金管楽器も絡み、
そのあともハープとフルートによる幻想的な世界が展開され、
弦楽器にオーボエやクラリネットが絡んで、
ティンパニの叩く音で切れ目なく次の楽章に入る。
第3楽章アレグロは、軽快な旋律で始まる。
打楽器や金管楽器が活躍し、弦楽器もリズミックな音型を繰り返す。
フーガ風の展開もみられ、趣向を凝らしている。
やがて金管楽器・打楽器により行進曲風の音楽になり、最後力強く終わる。
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アーノルド・バックスの「吟遊詩人が私たちに伝えたこと」を聴く

2013-04-18 06:42:57 | アーノルド・バックスの作品
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1883年生まれのバックスの作品の中で、
1919年に作曲された「吟遊詩人が私たちに伝えたこと」である。
作品はハリエット・コーエンにより1920年6月15日初演された。
今回聴いたCDはエリック・パーキンのピアノ演奏によるもの。
上昇する音型の繰り返しにあわせて旋律が奏でられる。
そのあと叙情的で語りかけるような主題が奏でられ、
その主題を繰り返し、変奏曲風に展開されていく。
再び主題が奏でられて、最後静かに終わる。
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