Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

カール・フィリップ・エマヌエル・バッハのシンフォニアヘ長調H650Wq175を聴く

2015-04-22 07:09:47 | 古典~現代音楽ドイツ編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1714年ドイツ生まれの作曲家、
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハが、
1755年に作曲したシンフォニアヘ長調H650Wq175である。
今回聴いたCDはハルトムート・ヘンヒェン指揮、
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ室内管弦楽団の演奏による。
第一楽章アレグロ・アッサイは、弦楽器の生き生きとした旋律で始まり、
ホルンとフルートも絡み、華やかな音楽が展開され、最後穏やかに終わる。
第二楽章アンダンテは、フルートと弦楽器で叙情的な主題が奏でられて始まり、
この主題をもとにゆったりとしたテンポで繰り返されていく。
第三楽章テンポ・ディ・メヌエット(メヌエットのテンポで)は、
再びホルンも加わって、優雅なメヌエットの旋律が繰り返される。
短い中間部のトリオは流れるような旋律が奏でられて、
再びメヌエットの主題が繰り返され、最後爽やかに終わる。
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ブルーノ・ワルターの交響曲ニ短調を聴く

2015-04-21 20:08:03 | 古典~現代音楽ドイツ編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1876年ドイツ生まれの指揮者ワルターが、
1906年から07年にかけて作曲した交響曲ニ短調である。
ブルーノ・ワルターが交響曲を作曲していたというのも興味深い。
今回聴いたCDはレオン・ボツスタイン指揮、
北ドイツ放送交響楽団の演奏による。
第一楽章モデラートは、弦楽器のユニゾンで始まり、
金管楽器なども加わり重々しく悲劇的な旋律が奏でられていく。
夢の中のような甘美な旋律も現れ、平和でのどかな感じでもある。
終わりの方で、金管楽器がファンファーレ風に奏でる力強い旋律が現れ、
繰り返される中で盛り上がり、最後力強く終わる。
第二楽章アダージョは、木管楽器と弦楽器でゆったりと始まる。
牧歌的な感じであるが、情熱的に盛り上がる部分もあり、
一部リヒャルト・シュトラウスを思わせるようなところもある。
ロマンティックで夢を見ているような感じで、最後穏やかに終わる。
第三楽章アレグロ・コン・ブリオは、弦楽器と打楽器により、
ワルツ風の旋律が奏でられて、金管楽器も絡んではなやかに展開していく。
中間部のトリオは木管楽器が活躍し、牧歌風である。
ワルツ風の旋律が繰り返される中、どこかにマーラー的なものを感じてしまう。
第四楽章アジタートは、弦楽器により軽快な旋律が奏でられて始まる。
金管楽器による荒々しい部分が現れ、木管楽器による物悲しい部分も現れ、
またロマンティックな部分も現れて、徐々に盛り上がりをみせていく。
いったん静かで穏やかな感じになり、木管楽器が活躍したあと、
再び金管楽器と打楽器が入り、重厚な感じになり、
最後はティンパニの音が響き、緊張感を増したところで
同じ音型が繰り返され、最後悲劇的な感じで終わる。
で、この交響曲はどうなのと聞かれると困るが、
魅力的であるかといわれると、そうとはいえない。
この交響曲を通して、ワルターは何を伝えたかったのだろう。
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ヴォルフガング・アマデウス・モーツアルトの行進曲ハ長調K.214を聴く

2015-04-20 06:45:07 | モーツアルトの作品
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1756年オーストリア生まれのモーツアルトが、
1775年に作曲した行進曲ハ長調K.214である。
今回聴いたCDはハンス・グラーフ指揮、
ザルツブルク・モーツアルテウム管弦楽団の演奏による。
弦楽器の奏でる行進曲風の旋律に木管楽器が絡んで、
生き生きとした曲で、中間部では一部転調するが、
全般的に明るく楽しく優雅な行進曲である。
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ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの2本のフルートのための二重奏曲WoO.26を聴く

2015-04-19 08:03:40 | ベートーヴェンの室内楽曲および器楽曲
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1770年ドイツ生まれのベートーヴェンが、
1792年に作曲した2本のフルートのための二重奏曲WoO.26である。
今回聴いたCDはジャン=ピエール・ランパルと、
アラン・マリオンのフルート演奏による。
第一楽章アレグロ・コン・ブリオは、
華やかで流れるような旋律が2本のフルート奏でられて始まる。
2つのフルートがそれぞれ主旋律と伴奏部を受け持ち、
軽やかに奏でていくところがなかなかいい。
第二楽章メヌエット・クワジ・アレグロは、
リズムを刻む伴奏の上で、メヌエット主題が奏でられていく。
中間部は対照的でゆったりとした牧歌風の部分である。
冒頭の軽やかなメヌエット主題が繰り返され、最後穏やかに終わる。
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フェリックス・メンデルスゾーンの厳格な変奏曲作品54を聴く

2015-04-17 06:18:58 | フェリックス・メンデルスゾーンの作品
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1809年ドイツ生まれのメンデルスゾーンが、
1841年に作曲した厳格な変奏曲作品54である。
今回聴いたCDはアルフレッド・ブレンデルのピアノ演奏による。
叙情的な主題が奏でられたあと、これに基づく17つの変奏が展開されていく。
ピアノ演奏の上で、技巧的にも工夫が凝らされていて、
様々な形に変化していく主題の展開方法はなかなかなものである。
最後はテンポを速め、盛り上がりをみせて、最後は穏やかに終わる。
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