Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

オットー・クレンペラーの交響曲第1番を聴く

2015-04-16 06:32:02 | 古典~現代音楽ドイツ編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1885年ドイツ生まれのクレンペラーが、
1960年に作曲した交響曲第1番である。
二楽章で構成された交響曲で、1961年6月22日に彼自身の指揮、
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団により初演された。
今回聴いたCDはアラン・フランシス指揮、
ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団演奏による。
第一楽章は、ゆったりとした行進曲風の旋律で始まり、
それを発展させた力強い主題と夢の中のような主題、
そして流れるような軽快な主題が奏でられる。
これらの主題をもとに展開部ではフーガ風の展開がみられ、
再現部で主題が繰り返され、最後は壮絶な感じで終わる。
第二楽章は、弦楽器の奏でる32小節におよぶ主題で始まる。
その主題をもとにした6つの変奏ということになっている。
楽章の中間の5分過ぎたあたりでラ・マルセイエーズの旋律が現れ、
それは何を示しているのかは分からないが面白い。
最後は弦楽器を中心に穏やかな感じで静かに終わる。
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ヨハン・ネポムク・フンメルのロンド・ファヴォリ変ホ長調作品11を聴く

2015-04-15 06:55:27 | 古典~現代音楽ドイツ編
昨日はウォーキングを休みました。
耳の下の腫れは少しひいてきたもののまだまだで、
少し痛みも残っていて、しばらくは安静にしたようがいいかな。
今回取り上げるのは1778年ドイツ生まれのフンメルが、
1804年頃に作曲したロンド・ファヴォリ変ホ長調作品11である。
今回聴いたCDは、イグナツ・フリードマンのピアノ演奏による。
軽快な伴奏に乗って、明るく生き生きとした旋律が奏でられる。
フリードマンは目まぐるしいような速さでその旋律を奏でていく。
リズミカルで駆け上がるような高揚感のあと、最後静かに終わる。
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カール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフの5つの国の交響曲イ長調を聴く

2015-04-14 07:02:09 | 古典~現代音楽ドイツ編
昨日はウォーキングを休みました。。
今回取り上げるのは1739年ドイツ生まれのディッタースドルフが、
1766年に作曲した5つの国の交響曲イ長調である。
今回聴いたCDは、ロメオ・リンブ指揮、
オラデア・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章アンダンティーノ(ドイツ人)は、
弦楽器によるゆったりとした気品ある旋律で始まる。
弦楽器同士が絡み合い、最後は穏やかに終わる。
第二楽章アレグロ・アッサイ(イタリア人)は、
生き生きとした力強い旋律で始まり、それがこだまのように呼応する。
弦楽器に木管楽器や金管楽器が絡み、その主題をもとに変形され、
展開されたあと、再び生き生きとした主題が繰り返されて終わる。
第三楽章アレグレット(イギリス人)は、
弦楽器が叙情的な旋律を奏でて始まり、
その主題が繰り返されて、最後力強く終わる。
第四楽章メヌエット(フランス人-トルコ人-フランス人)は、
弦楽器によって優雅な感じのメヌエットの主題が奏でられて始まる。
中間部は弦楽器中心に叙情的な旋律が奏でられフーガ風の展開をみせる。
再びメヌエットの主題が繰り返されて終わる。
第五楽章アレグロ・アッサイ(ドイツ人-イタリア人-ドイツ人-
イギリス人-ドイツ人-フランス人-ドイツ人-トルコ人-ドイツ人)は、
弦楽器により軽快で生き生きとした主題が奏でられて始まる。
そのドイツ人を示す主題を挟みながら、
別の民族を現わす様々な旋律が入って展開し、
最後は颯爽とした感じで力強く終わる。
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フランツ・シューベルトの序曲ニ長調D.648を聴く

2015-04-13 07:40:52 | フランツ・シューベルトの作品
ここのところ耳下のあごの部分が腫れて痛く大変です。
一昨日、昨日はウォーキングを休みました。。
今回取り上げるのは1797年オーストリア生まれの作曲家、
シューベルトが作曲した序曲ニ長調D.648である。
今回聴いたCDは、ウォルフガング・サヴァリッシュ指揮、
シュターツカペレ・ドレスデンの演奏による。
弦楽器が力強く旋律を奏でて始まる。
劇的な部分と歌うような旋律が交互に現れながら、
盛り上がったところで、最後力強く終わる。
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カール・マリア・フォン・ウェーバーのクラリネット小協奏曲変ホ長調作品26を聴く

2015-04-10 06:59:34 | 古典~現代音楽ドイツ編
昨日はウォーキングを休みました。。
今回取り上げるのは1786年ドイツ生まれのウェーバーが、
1811年に作曲したクラリネット小協奏曲変ホ長調作品26である。
今回聴いたCDは、ザビーネ・マイヤーのクラリネット、
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮、
シュターツカペレ・ドレスデンの演奏による。
弦楽器と金管楽器が力強く堂々とした旋律を奏でて始まり、
木管楽器も絡み、祝典的な華やかさが加わり、最後力強く終わる。
第一楽章アダージョ・マ・ノン・トロッポは、
重々しく悲劇的な序奏で始まり、クラリネット独奏が入り、
悲しげな旋律を奏でていき、最後は静かに終わる。
第二楽章アンダンテは、前楽章とは対照的に、
明るい旋律がクラリネットにより奏でられていく。
ウェーバーのオペラを思わせるような華やかさがみられる。
中間部のクラリネットが速いテンポで動きのある旋律を奏でて、
その演奏技法を発揮するところが特徴的である。
そのあと再びゆったりとしたテンポとなって終わる。
第三楽章アレグロは、軽快なテンポでクラリネット独奏が、
旋律が奏でて始まり、華麗に演奏技法を発揮していく。
最後は管弦楽とともに盛り上がったところで終わる。
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