Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ジェレマイア・クラークのトランペット・ヴォランタリーを聴く

2015-10-16 06:15:06 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1674年に生まれたクラークが、
作曲したトランペット・ヴォランタリーである。
クラークはセント・ポール主教座聖堂の副楽長を務め、
王立礼拝堂のオルガニストも務めた人物である。
組曲 ニ長調の第4曲ロンド「デンマーク王子の行進曲」が原曲のようだ。
今回聴いたCDはモーリス・アンドレのトランペット、
イェルク・フェルバー指揮、ヴェルテンベルク室内管弦楽団の演奏による。
短い序奏のあと、勝ち誇ったような堂々とした旋律を、
トランペットが奏でていく誰もが一度は聴いたことある有名な音楽である。
弦楽器ととトランペットが絡みながら、
行進曲風の音楽が繰り返され、最後力強く終わる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴットフリート・ハインリヒ・シュテルツェルのトランペット協奏曲ニ長調を聴く

2015-10-15 06:17:09 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1690年に生まれたシュテルツェルが、
作曲したトランペット協奏曲ニ長調である。
今回聴いたCDはモーリス・アンドレのトランペット、
ネヴィル・マリナー指揮、アカデミー室内管弦楽団の演奏による。
第一楽章アレグロは、弦楽器の生き生きとした前奏で始まる。
トランペットが入り、主題を奏でてきらびやかな感じになる。
軽やかに流れるようで、最後は力強く終わる。
第二楽章アンダンテは、弦楽器の叙情的な旋律で始まる。
トランペットも入り、悲しい感じであり、最後は消え入るように終わる。
第三楽章アレグロは、軽やかな弦楽器の前奏に続き、
トランペットが入り、弦楽器と掛け合いながら曲は進行する。
流れるように進んだあと、最後は堂々とした感じで終わる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジュゼッペ・タルティーニのヴァイオリン・ソナタト短調作品1の10「見捨てられたティド」を聴く

2015-10-14 06:20:57 | バロック音楽器楽曲・室内楽曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1692年に生まれたタルティーニが作曲した、
ヴァイオリン・ソナタト短調作品1の10「見捨てられたティド」である。
今回聴いたCDはファビオ・ビオンディのヴァイオリン、
リナルド・アレッサンドリーニのチェンバロ、
マウリツィオ・ナッデオのチェロ、
パスカル・モンテイエのテオルボの演奏による。
第一楽章アフェットゥオーゾ(やさしく、愛情持って)は、
ヴァイオリンの奏でる甘い切ない主題で始まる。
その主題をもとに展開されていく楽章である。
カルタゴの女王ディドの物語をもとにした作品で、
ディドがアエネアスを想う気持ちが描かれているようで、
やるせない想いが伝わってくる感じである。
第二楽章アレグロ・アフェットゥオーゾは、
激しい想いがあらわされた感じの音楽である。
力強く、そして心に秘めた気持ちが伝わってくる。
第三楽章アレグロは、穏やかな感じの旋律で始まる。
しかし、ヴァイオリンには秘めた想いが込められている。
最後は穏やかな感じで終わる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨハン・クリスチャン・シックハルトのリコーダー・ソナタ イ短調作品17の12を聴く

2015-10-13 06:30:07 | バロック音楽器楽曲・室内楽曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1682年に生まれたシックハルトが作曲した、
リコーダー・ソナタ イ短調作品17の12を、
ソロ・トランペット用に編曲したものある。
シックハルトは、ブランシュヴァイクで生まれ同地で音楽教育を受け、
有名な宮廷などの地位にはついていなかったが、
アムステルダムの出版社から多くの曲集を出版した。
今回聴いたCDはモーリス・アンドレのトランペットの演奏による。
速い動きの旋律がモーリス・アンドレの超絶な演奏技術により、
軽やかに奏でられていき、あっという間に終わる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバーの9声ためのソナタ『聖ポリカルピ』を聴く

2015-10-12 10:59:16 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
一昨日は一日家で仕事をして過ごし、
昨日は浅草でスティール・パンのライブを聴きに行きました。
今回も帰りはいちずみにておでんや串揚げを食べました。
この店はこじんまりとはしているけれど、アットホームな感じがいい。
今回取り上げるのは1644年に生まれたビーバーが、
1673年に作曲した9声ためのソナタ『聖ポリカルピ』である。
聖ポリカルピ・ソナタともいい、聖ポリカルポスの祝日の、
1月26日のために作曲された作品である。
今回聴いたCDはニコラウス・アーノンクール指揮、
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの演奏による。
左右に分かれた8本のトランペットで奏される旋律は、
華やかであり、まさに祝日を感じさせる音楽である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする