麦酒屋的タイタニック鑑賞法

昨日・おととい、映画「タイタニック」がテレビでＯＡされていましたね。
根がヒネクレ者のわたし、こういった超大作には関心を持てないのですが、
（だからこそ、こんなマニアックな店をやっている訳で）
たまたまテレビをつけた流れで、途中からでしたがつい・・・。

期待せず観ていたら、あららら？
三等客室の酒場シーンが、まるでアイルランドのパブ！
音楽、ダンス、そしてみんな黒いビールのパイントグラスを手にしている！
あれはギネスに間違いない。
ポーカーのテーブルの上には、赤い三角印のビール瓶、イングランドのバス社だな、とマニア心全開でかぶりつき。

時代考証が正確だとしたら、タイタニックはしこたまギネスを積んで航海していたのですね。
そう考えると、歴史が生き生きしてきます、ね？

あと面白かったのは、主人公達が機関室を走り抜けるところ。
労働者が昼夜石炭を燃やしつづけて、あの船は動いていたのだなぁ。
そんなリアルさを知れたのも、思いがけない収穫。
・・・って、いったいナニ見てんだろ？

映画、もっと観てみようかなぁ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Ｍ）