大麦小麦 ビアカフェDAYS

長野県・八ヶ岳のふもとから送る、カフェの気取らない日常

醸造所突撃記 ~玉村本店・志賀高原ビール

2011-06-23 19:03:28 | DAYS

先日、自他ともに認める「ビアクレイジー」K君が、地ビールを買うためだけに木曽に行ってきた、と嬉しそうに「木曽路ビール」をくれました。

まったく、君は狂ってるねぇ!なんて笑ったのですが、なんの、わたしが狂ってたっていいワケで。

 

で、先週行ってきました。信州中野、志賀高原ビールへ。

こちら、すでに何回かお取引しており、フレッシュなホップ使いが印象的。

青い玉を抱いたドラゴンのラベルもカッコいいのです。

 

立派なオリンピック道路を降りて、どこか懐かしい山里の村。

迷いながら走ってると・・・むむっ、麦芽の香り?!

そう、ビール工場では、まさに麦汁の仕込みが終わったところでした。

甘くてフルーティな、あたたかい香り。あぁ、胃にキュッときます。

お店で対応してくれた女性も「わたしはこの香りに魅せられて入社してしまったんです。」わかるなぁ。

素性を明かして、搾りたての麦芽とホップを見せていただきました。こりゃいいところに来た。

するとブルワーさんが、せっかくですから、と畑に案内してくれました。

細い細いあぜ道を、軽トラを巧みに操り、酒米の美山錦(ここは日本酒の酒蔵でもあります)、ホップ畑、大麦畑。

ホップは、仕込み量の4割が自家製だとか。信州早生、というオリジナル品種も!

自家栽培ホップを使って仕込んでいるのは、ここだけでしょう。

5年目にもなる蔓は、太く育ってました。

大麦は、試行錯誤を重ねながらの、初の試みだそうですが、とても重そうに実っていました。

まもなく収穫だそうです。

自分達の飲みたいビールをつくっているだけなんですよ、とのこと。

その思いが明確で、強いからこそ、形になっている。

彼ら、まだまだいろんなコトを考えているようですよ。

もっともっと、驚くようなビールを期待しております。

仕込みでお忙しい中、みなさま、ありがとうございました!

 

7月3日の地ビール試飲会では、ここのビールも含め、7・8種類の試飲を予定してます。

ビールは、外国からもたらされたものですが、どこも醸造所なりの個性があり、工夫がこらしてあり、面白いですよ。

さらに、お取引の端々に見える、醸造所のみなさんのお人柄や心意気の、気持ちのよさ。

きっと、志賀高原ビールのみなさんのように、「作りたいものをつくっている」すがすがしさ。

こんなビールたちに恥じないお店で居たいと、思います。

 

あ、試飲会、あと3名様ほどで締め切りとなります。今回は、女性に人気なのです。

興味のある方、お問い合わせくださいませ。

 

醸造所訪問、よかったですよ。

お客さま達と行けたら、きっと楽しいだろうな~。

 

                                (M)

 

コメント
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