温泉クンの旅日記

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続・かみのやま温泉(4) 山形・上山

2015-10-04 | 温泉エッセイ
  <日本の宿 (4)>

 起きると喉が渇いていて、温かいお茶が一杯飲みたくなった。



 おっと! さすが古窯だ、なんと茶葉が完全密封されている。

 朝の入浴は、一階にある前日女湯だった大浴場である。
 パウダールームもかなり広い。



 温泉はたいしたことないとわかっているので、内湯に顎まで沈んで温めて髭を剃ることにした。



 露天風呂は二つあった。
 丸い檜風呂。



 石造りの露天は北前船を模したのだろうか。



 石造りをさくっと入り、木の香りがする檜のほうでゆっくり入ることにした。眺望のいい屋上の露天より、幾分こちらのほうがましな温泉のような気がする。
 壁には洒落た時計がかかっている。



 丸い可愛い猫の額も子どもたちには受けそうだ。



 ジツは古窯にも源泉掛け流しの風呂がある。
露天風呂付きの客室か、貸切露天風呂の二つである。客室は高すぎて到底無理、貸切風呂も無料ではなく有料で、料金だが約三千円くらいなのでわたしの場合、宿賃にポイントをつぎ込んだ意味がなくなってしまう。まあ、金に糸目をつけまくるわたしには二つとも縁がないのである。

 さて、楽しみな朝食だ。
 ここの料理長の、甘みを抑えた絶妙の味つけならきっとどれも食べられそうだ。広い食事会場でバイキングである。



 適当に選び軽く皿にのせて席につく。



 軽めの量にしたのは、食べたいと思った料理の皿がほとんどからっぽになっていたからだ。もっとも少量は皿に載せてきた。目当ての料理の次の皿が届くまでの時間稼ぎである。
 視線を目標の皿にロックオンして、つまみ食いしてジリジリ待つ。

(おっ、あれは・・・来たみたいだぞ!)
 じゃーん、米沢牛炒飯である。



 世の中で食べた炒飯のなかで一番旨かった。あの豆板醤炒飯も衝撃的に旨かったがこれには敵わない。炒飯に米沢牛を使う・・・これはまさに掟破りの最強、無敵の炒飯である。
 さて、古窯の朝食の最後は米沢牛カレーで締めようかな。



  →「木場の昼メシ」の記事はこちら
  →「日本の宿 (1)」の記事はこちら
  →「日本の宿 (2)」の記事はこちら
  →「日本の宿 (3)」の記事はこちら

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