温泉クンの旅日記

温泉巡り好き、旅好き、堂社物詣好き、物見遊山好き、老舗酒場好き、食べ歩き好き、読書好き・・・ROMでけっこうご覧あれ!

続・かみのやま温泉(3) 山形・上山

2015-09-27 | 温泉エッセイ
  <日本の宿 (3)>

 宿賃的に、なかなかおいそれと来られないので館内をぶらぶらしてみた。
 一階売店奥の外側にこの宿の名前の由来があった。ただし、ガラス越しで上の方にあるのでよく見えない。



 千三百年前の奈良時代の窯跡が発見され県指定文化財になったことにより、窯跡にちなんで「古窯(こよう)」としたそうである。
 一階喫煙室もそれなりに広くて愛煙家には嬉しい限りだ。



 他に大理石張りのサロンのようなお洒落なトイレもあり、静かな音楽と個室には小型テレビも設置されていてトイレに長居する向きにはたまらないだろう。
 わたしがハマったのが万華鏡だ。





 覗きこむと、その鮮やかな色彩がしばしの時を忘れさせてくれる。



 水盤に花を浮かせてゆるやかに渦を巻く水流で様々に変化するのだ。



 花といえば、入り口正面の大きな壺に入った巨大胡蝶蘭にも驚かされたが、館内のいたるところにある見事な生け花にもほとほと感心する。



 なんでも館内の三百ヶ所(凄い!)にあるという。



 鳴子温泉をはじめあちこちの宿もけっこう生花がきれいだったと記憶しているが、どこもせいぜい館内五十ヶ所がいいところだろう。



 生け花の観賞期間がどのくらいか見当もつかないが、花によっては二週間くらいのものあるのだろう。



 活けている花器も凝ったものが多い。掛かりも相当なものだろうが、大変な手間がかかっているはずだ。



  ― 続く ―


  →「鳴子温泉、名湯の宿(2)」の記事はこちら
  →「日本の宿 (1)」の記事はこちら
  →「日本の宿 (2)」の記事はこちら


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 海とパピコ | トップ | 読んだ本 2015年9月 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

温泉エッセイ」カテゴリの最新記事