<読んだ本 2010年5月>
月曜日、朝起きたら首が痛くて動かない。回らない。
おかしい。肩もバリバリである。
なんでだろう。ハタと思いついた。アイリスだ。
韓流ドラマの「アイリス」にはまってしまい、週末十時間ほどパソコンで観たからだ。パソコンで映画を観ると、テレビ画面と違い、ある決まった位置からが一番見やすい。それを長時間続けてしまったからだ。
ベルトの穴も見えないほど、首を動かせないのだった。
そうそう、4月中旬、長い間欲しかったおニューのパソコンを手に入れた。(これ、書いたかなあ・・・)
荷物満載の軽トラからフェラーリに乗り換えたように、動きもサクサクと格段に軽快ですこぶる快適なノートパソコンである。重量も驚くほど軽く、薄いパソコンだ。
ところが五月の連休を過ぎたところでメールのプラウザが開かなくなった。
ネットで調べると、どこをみてもメールソフトの再インストールと薦めている。
パソコンメーカーのヘルプデスクみたいなところに電話すると、
「お客さま、それはですねぇ、付属のCDでソフトを入れなおしていただくしかないですねぇ」
と、日本語の下手な中国人らしい「Rさん」が答えた。もしかするとコールセンターは賃金の安い外国(中国?)にあるのかもしれない。
それでも、なんとかならないかと、システムの復元とかやってみたがうまくいかない。
付属のCDを探すと何枚もある。どれかわからない。そう言えば、再インストールの方法がわからなければ、また電話してくれとか言っていたな。
また、ヘルプデスクに電話をして、さきほど「Rさん」というひとに再インストールでわからないことがあれば電話をしろといわれたのだが、というと、
「お客さま、さきほどは無料サービスでお答えしましたが、このヘルプからは有料になります」
さきほどとは違う女性、たぶんこちらも日本語が下手な中国人だ。
「それって、いくら払えばいいの」
「法人の場合は年間XX万円、個人の場合はX万五千円ね」
「・・・」
「どうしますか」
「どうしますかって、あのさぁ・・・責任者に代わってくれない! なんで先月買ったばかりのパソコンの不具合に対応できないわけ!」
どこかがプツンと切れて、噛みついた。このヤロめ。思わず携帯を握りつぶそうになってしまう。
「お、お待ちください」
ながらく待たされて、電話が国内に転送されたようで日本人男性がでて、リモートでわたしのパソコンをいじってくれて治してくれた(と思った)。
ところが、また開かない。
また、電話をして中国人がでてさきほど話した日本人につなぐように頼み、また国内に転送され、日本人女性がでて、またイチから説明をしてまたリモートでパソコンをいじり、今度は最後のメールが開くところまで立ち会ってくれた。
「あ、ありがとうございます! 助かりました! 天才!」
思わず心から感謝して叫んでしまった。
あ~、シチ面倒くさかった。朝の十時から午後二時までかかってしまったわい。やれやれ。
あ~、腹減ったぜ。
高知に旅したひとからいただいた「鍋焼きラーメン」でも食おう。
さてさて、読んだ本ですが、今月も先月に引き続きの4冊、本年の累計で27冊です。
1.○野獣死すべし ニコラス・ブレイク 早川書房
2.○逝年 石田衣良 集英社
3. ◎魔物が棲む町 佐藤雅美 講談社
4. ○さよなら、愛しい人 レイモンド・チャンドラー 早川書房
「野獣死すべし」は、前半が面白かったが、後半で名探偵が出てきてから読むスピードが止まってしまった。
「逝年」はコールボーイの話。それでも気になった部分があったので紹介する。
『(・・・略・・・人間は探しているものしか見つけない)
退屈を探せば退屈を、驚異を探せば驚異を見つける。世界はあまりにも豊かな書物
なので、必ず望むページにいきあたることになる。・・・略・・・冷えた欲望の
もち主には、扉は決して開かれることはない。それは大海のうえで漂流死するのと
同じである。膨大な水にかこまれたまま、渇き死んでいくのだ』
『大好きなことに集中する。・・・略・・・そういう時間をどれだけたくさん一生の
うちにつくれるか。富でも名声でもなく、それが人生の満足度を計る鍵だとぼくは
思う。なにかほかのためでなく、その行為自体が目的になった輝くような時間』
「魔物が棲む町」は、物書同心シリーズ。安心して読める時代物だ。
「さよなら、愛しい人」は、いまをときめく村上春樹訳なので手にとってしまった。大昔に読んだはずだが、いまあらためて読むと、人物と風景描写がとてもくどいような気がしますね。
→「読んだ本 2010年4月」の記事はこちら
→「鍋焼きラーメン」の記事はこちら
月曜日、朝起きたら首が痛くて動かない。回らない。
おかしい。肩もバリバリである。
なんでだろう。ハタと思いついた。アイリスだ。
韓流ドラマの「アイリス」にはまってしまい、週末十時間ほどパソコンで観たからだ。パソコンで映画を観ると、テレビ画面と違い、ある決まった位置からが一番見やすい。それを長時間続けてしまったからだ。
ベルトの穴も見えないほど、首を動かせないのだった。
そうそう、4月中旬、長い間欲しかったおニューのパソコンを手に入れた。(これ、書いたかなあ・・・)
荷物満載の軽トラからフェラーリに乗り換えたように、動きもサクサクと格段に軽快ですこぶる快適なノートパソコンである。重量も驚くほど軽く、薄いパソコンだ。
ところが五月の連休を過ぎたところでメールのプラウザが開かなくなった。
ネットで調べると、どこをみてもメールソフトの再インストールと薦めている。
パソコンメーカーのヘルプデスクみたいなところに電話すると、
「お客さま、それはですねぇ、付属のCDでソフトを入れなおしていただくしかないですねぇ」
と、日本語の下手な中国人らしい「Rさん」が答えた。もしかするとコールセンターは賃金の安い外国(中国?)にあるのかもしれない。
それでも、なんとかならないかと、システムの復元とかやってみたがうまくいかない。
付属のCDを探すと何枚もある。どれかわからない。そう言えば、再インストールの方法がわからなければ、また電話してくれとか言っていたな。
また、ヘルプデスクに電話をして、さきほど「Rさん」というひとに再インストールでわからないことがあれば電話をしろといわれたのだが、というと、
「お客さま、さきほどは無料サービスでお答えしましたが、このヘルプからは有料になります」
さきほどとは違う女性、たぶんこちらも日本語が下手な中国人だ。
「それって、いくら払えばいいの」
「法人の場合は年間XX万円、個人の場合はX万五千円ね」
「・・・」
「どうしますか」
「どうしますかって、あのさぁ・・・責任者に代わってくれない! なんで先月買ったばかりのパソコンの不具合に対応できないわけ!」
どこかがプツンと切れて、噛みついた。このヤロめ。思わず携帯を握りつぶそうになってしまう。
「お、お待ちください」
ながらく待たされて、電話が国内に転送されたようで日本人男性がでて、リモートでわたしのパソコンをいじってくれて治してくれた(と思った)。
ところが、また開かない。
また、電話をして中国人がでてさきほど話した日本人につなぐように頼み、また国内に転送され、日本人女性がでて、またイチから説明をしてまたリモートでパソコンをいじり、今度は最後のメールが開くところまで立ち会ってくれた。
「あ、ありがとうございます! 助かりました! 天才!」
思わず心から感謝して叫んでしまった。
あ~、シチ面倒くさかった。朝の十時から午後二時までかかってしまったわい。やれやれ。
あ~、腹減ったぜ。
高知に旅したひとからいただいた「鍋焼きラーメン」でも食おう。
さてさて、読んだ本ですが、今月も先月に引き続きの4冊、本年の累計で27冊です。
1.○野獣死すべし ニコラス・ブレイク 早川書房
2.○逝年 石田衣良 集英社
3. ◎魔物が棲む町 佐藤雅美 講談社
4. ○さよなら、愛しい人 レイモンド・チャンドラー 早川書房
「野獣死すべし」は、前半が面白かったが、後半で名探偵が出てきてから読むスピードが止まってしまった。
「逝年」はコールボーイの話。それでも気になった部分があったので紹介する。
『(・・・略・・・人間は探しているものしか見つけない)
退屈を探せば退屈を、驚異を探せば驚異を見つける。世界はあまりにも豊かな書物
なので、必ず望むページにいきあたることになる。・・・略・・・冷えた欲望の
もち主には、扉は決して開かれることはない。それは大海のうえで漂流死するのと
同じである。膨大な水にかこまれたまま、渇き死んでいくのだ』
『大好きなことに集中する。・・・略・・・そういう時間をどれだけたくさん一生の
うちにつくれるか。富でも名声でもなく、それが人生の満足度を計る鍵だとぼくは
思う。なにかほかのためでなく、その行為自体が目的になった輝くような時間』
「魔物が棲む町」は、物書同心シリーズ。安心して読める時代物だ。
「さよなら、愛しい人」は、いまをときめく村上春樹訳なので手にとってしまった。大昔に読んだはずだが、いまあらためて読むと、人物と風景描写がとてもくどいような気がしますね。
→「読んだ本 2010年4月」の記事はこちら
→「鍋焼きラーメン」の記事はこちら
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