温泉クンの旅日記

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安芸の宮島(3)

2010-05-19 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <安芸の宮島(3)>

 本殿と平舞台、高舞台は観光客でぎっしりであった。



 鳥居や本殿がはいるスポットには記念写真の順番待ちができていた。
 おみくじを買っているひとも列ができているが、この厳島神社は「凶」がよく出る神社だと聞いた。正月でも相当な割合ででるのだそうだ。
 それでも「凶」の字のなかには「メ」の字がはいっているから「メデタイ」と最近では大吉より価値があるんだとか。災い転じて福をなす・・・誰かしらないがよく思いついたものだと感心する。



 そそくさと、国内唯一の海に浮かぶ能舞台のほうに向かう。(もっとも引き潮だが)

 その先にある錦帯橋のような「反橋」。



 重要な祭事のときに勅使がこの橋を渡って本社にはいっていったらしい。別名「勅使橋」とも呼ばれた。
 
(さて、楽しみにしていた焼き牡蠣でも食うとするか!)
 とは言うが、まったく牡蠣好きでもないのだが宮島の焼き牡蠣を食べて旨かった記憶が生々しくあるのである。

 かなりの数の店で、焼き牡蠣を売っているので迷う。
 どの店に決めようか。
 混んでいる店を選ぶのもひとつの方法だが立地だけかもしれない。ほどよい焼き加減の牡蠣がいいから、ここは年季を優先したい。

 そうなると、短期のアルバイトでこの期間だけ牡蠣を焼いてるのさという若者よりは、やはり牡蠣を焼いて何十年じゃけんのぉ、というような少々年配が安心だろう。うむ。おじさんかおばさんが焼き手の店にしよう。



 おっ、よし。この店なら合格だ。



 二個で四百円はここいらの統一値段のようだ。旨ければ、新鮮だし安いと思う。
 大ぶりな牡蠣である。



 レモン醤油がきいてなんとも旨い。ぺろりと食べられる。
 口直しに、もみじ饅頭の揚げたのを一個食べたがこれもびっくりするほどいけた。

 宮島の浅蜊とアナゴも名物でぜひ食べたかったのだが、やめておく。
 そろそろ呑みたい気分になってきたのだ。なにしろ完全徹夜に近い体調なのだ。アルコールをいれてできれば早く寝たい。

 それでもフェリーで本土に戻ると、ちょっとだけ広電の宮島口駅にいってみる。
 たしか市電で繁華街からこの宮島口駅まで、たっぷりの時間を揺られてきたこともあるのだ。





 駅舎も真新しいし停まっている車両も最新型のもので、残念なことに懐かしさとは無縁であった。




→「錦帯橋の記事(1)」はこちら
   →「錦帯橋の記事(2)」はこちら
   →「安芸の宮島(1)」の記事はこちら
   →「安芸の宮島(2)」の記事はこちら


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2 コメント

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Unknown (やき餅咲きちゃん)
2010-05-20 01:20:00
いつも楽しく拝見しています。
今回は、広島の話題をとりあげていただきありがとうございます。
広島は宮島と尾道以外にも、ぽにょの舞台になった鞆の浦など、まだまだ名所がありますので、ぜひお立ち寄りください。
返信する
ありがとうございます (温泉クン)
2010-05-21 12:31:33
やき餅咲きちゃん
ぜひ次回には鞆の浦とか呉とかを訪れたいと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。
返信する

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