温泉クンの旅日記

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有楽町界隈のラーメン(1)

2015-12-06 | 食べある記
  <有楽町界隈のラーメン(1)>
 
 有楽町で降りずにひとつ先東京駅まで行き、丸の内南口から外に出る。



 東京から有楽町は案外近いし、先月中旬から丸の内でイルミネーションが始まったと聞いたからである。

 たまに揚げソーセージパンを買いにくるKITTEビルに寄る。今日はパン目的ではなく一階アトリウムに用があるのだ。
(ほォー、これは凄いぞ!)



 真っ白に雪化粧したクリスマスツリーが展示されていた。高さ約十五メートルある本物の樅の木を使っているというから驚きだ。

 大手町から有楽町までの仲通り沿いの街路樹約二百本がシャンパンゴールドのLED電球百万球で輝いている。



 飾られているLED電球も従来品に比べて消費電力も三割抑えてあり、太陽光や風力などの自然エネルギーで発電されたグリーン電力を使用しているそうだ。
 通りのビルの一階にもクリスマスツリーが飾られていた。





 このイルミネーションは来年の二月中旬まで、約百日間、毎夜やっている。



 帝劇ビル(国際ビル)に辿りつき、地下二階に降りる。
(あったぁ・・・、二十年、いや三十年ぶりになるか)



 懐かしの「元祖札幌や」だが、あのころと同じ店だろうか。横浜のジョイナス地下街にあった店は閉店になったが、この丸の内でずっと無事に営業していたのならたいしたものだ。
 帝劇ビルの飲食店はそれなりの料金をとるものだから、薄給のわたしは立ち食いの「梅もと」とともに、この店をよく利用したのだった。週一回は伊勢廣、とはいかないのだ。

 店内は入って左側がカウンター、右側にテーブル席で席数は三十未満か。
 カウンター席に座り、ウーロン杯を注文する。そういえば煙草を吸っていない。訊けばランチタイムでないから喫煙できるとのことで、嬉しい。





 お代わりと、味噌ラーメンを追加注文する。
 お代わりをチビチビ呑んでいると、味噌ラーメンが到着した。熱いものは熱いうちに食べるのが鉄則である。



 ラードが浮いた白味噌のスープ、茹で玉子、メンマ、叉焼、若布と具が少ないのもわたしの好みである。
 縮れ麺に熱い味噌スープが適当に絡んで、するすると口中に飛び込んでくる。



 食べきってから煙草に火を点け、残りのウーロン杯に戻る。
 麻雀する前によくこれ食ってから雀荘にいったっけ・・・か。あれから、いろんな味噌ラーメンを食べたのでこの味噌ラーメンが最高とは言い難いが、なんとも懐かしいあれこれを思い出させてくれた一杯であった。


  ― 続く ―


   →「続・揚げソーセージパン」の記事はこちら
   →「焼鳥屋の絶品ランチ」の記事はこちら

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