温泉クンの旅日記

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「そうだ 京都、行こう」の駅事情

2016-12-04 | 京都点描
  <「そうだ 京都、行こう」の駅事情>

 久しぶりの京都駅である。



 この駅は東海道新幹線のすべての列車が停車する。JRは北陸・山陰・関西空港・南紀方面、近鉄は奈良・橿原神宮・伊勢志摩など、各地へ結ぶ特急が発着する。
 烏丸中央口側の「京都駅ビル」は地上十六階、地下三階で日本有数の規模を持つ。東側にホテルグランヴィア京都、西側に伊勢丹が位置している。



 新横浜からはたったふた駅、胴長の静岡の駅をすべてぶっ飛ばして名古屋の次が京都で、二時間ほどの所要時間だ。

 京都駅は一日平均乗客数で六十七万人というから、トップシーズンである紅葉時期のいまは七、八十万人になるのではないか。





 あらゆる外国人を含めて恐るべき観光客数であるから、いわゆる「難民」問題が発生する。
 まずは深刻重大な、「トイレ」難民だ。
 新幹線のなかでトイレを我慢して下車した人、これからの乗車前にすませようとする人が殺到してありえないほどの長蛇の列ができる。ホント間に合うんだろうかと心配してしまう。経験のあるわたしは朝食代わりのパンを一個食べただけで、水ものは一切とっていない。

 そして切実なロッカー難民である。
 ガラガラ引いたキャリーバッグやトランクなど大型荷物を持ったまま寺社を巡るわけにはいかない。荷物を預けてから観光しようとロッカーを探すが、絶対数がまるで足らない。比較的空いている地下も午後二時過ぎなら狙い目だがこの時期の午前中は満杯だ。
 穴場は中央口地下一階にあるJRの荷物一時預かり所と、一階地上にある京都劇場横の宅配便会社がやっている特設の荷物一時預かり所だ。ただし、地下のJRのほうは一個五百円だが、地上の宅配便会社のほうは七百円とちょいと高い。



 さらに穴場としては、駅の前に聳えるランドマークの京都タワーは展望室、ホテル、レストランもあり、朝七時から銭湯をやっているが三階で荷物を五百円で預かってくれるのだ。これは覚えておいて損はない。
 一泊だけのわたしは着た切雀の着替えなし、カメラと本と折り畳み傘が入った肩掛けバッグひとつなのでロッカーの世話にはならない。
 ロッカーを必死で探す観光客と駅員のやりとりや、駅界隈をたっぷり歩きまわっての見聞などから、参考になればとロッカー事情を書き記した。

 見上げれば、中央コンコースの四千枚のガラスを使用した正面と大屋根で覆う広い吹き抜けの上部にクリスマスツリーが飾られている。



 遠いのでわかりにくいが二十二メートルと巨大なものである。



 さて、トイレとロッカーの難民を別にすれば京都駅には、他にも昼前後の到着での「ランチ難民」とか、バス・タクシーなどの「乗り物系難民」も次に控えているのだ。

 バス嫌いのわたしはいつものように地下鉄に向かう。
(紅葉狩りは新潟、札幌以来か・・・)




  →「もみじ園(1)」の記事はこちら
  →「もみじ園(2)」の記事はこちら
  →「札幌の紅葉風景」の記事はこちら
  →「いっぱいの秋」の記事はこちら



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