温泉クンの旅日記

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日光江戸村(2)

2015-05-03 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <日光江戸村(2)>

 春先の鬼怒川は思いのほか寒い。
 晴れていてもひと桁の気温くらいで、陽が陰ったり、落ちたりすると急激に冷え込む。だから屋外にあるワールドスクエアや江戸村などの施設に行く場合には寒さ対策は必須である。
 わたしもワールドスクエアで凍えた経験があるので、今回はばっちり防寒対策をしてきた。

 茶店を過ぎたあたりから、商家が連続して建ち並ぶ。



 番屋は江戸時代に消防、自警団の役割をしていた詰所である。目明かしが言う「とりあえず番屋にこの野郎をしょっぴいておけ!」の番屋だ。現在の交番の元祖ともいえる。
 笠、杖、消耗品である草鞋など旅支度に必要な道中小物を売る店。



 竹細工の店。



 旅籠・・・は、いわゆる木賃宿よりはすこし高級な宿である。



 変身願望は誰にでもすこしはある。
「変身処」では衣装を着替えて江戸人に変身できる。



 家族連れの子どもたちや、外人観光客などにはこの「江戸人への変身」は大いに受けそうだ。ただこの変身、散財になるのは間違いない。
 町人、町娘、武家娘、侍、浪人、忍者、新撰組、岡引、同心、女剣士、お店娘、大奥、姫、殿、農民、行商人、芸者、鎧(よろい)、花魁などに変身できる。



 料金だが、ちなみに侍はかつら込みで五千五百円かかる。他のいろいろな変身は三千五百円からだいたい九千八百円までだが、かつら代は別に二千円かかるようだ。なお芸者、鎧(よろい)、花魁は一万六千円から三万とかなりな高額料金である。
 今日の江戸村はまだ寒いから、毛脛を出すような変身はやめておいとほうがよさそうだ。

 傘下駄屋。



 駕籠屋があったので、なかに入ってみると時代劇でよく見る駕籠が置かれていた。





 印判屋。





 なかに入ってみると江戸村の土産物屋も兼ねていた。

 街道を足を運ぶたびに少しずつ江戸の雰囲気が盛りあがってくる。


  ― 続く ―


   →「日光江戸村(1)」の記事はこちら
   →「江戸東京博物館(1)」の記事はこちら
   →「江戸東京博物館(2)」の記事はこちら
   →「江戸東京博物館(3)」の記事はこちら
   →「江戸東京博物館(4)」の記事はこちら

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