<錦帯橋 山口・岩国①>
記憶に残る橋・・・といってすぐ思い出すのは飛騨高山の朱色の「中橋」、京都
嵐山の「渡月橋」くらいである。
わたしの旅では、まず温泉であり、名橋にはそれほど興味がなかった。
吊り橋は苦手で、会津の塔のへつりや茨城の袋田の滝にあった吊り橋などはとく
に駄目だった。
四国に渡ったり九州に渡ったりするときに相当に立派な橋を通るが、道の一部、
あるいは延長としてか考えない。ありがたいとは思うが別に特に感慨も持てない。
錦帯橋が、それはそれは美しいと聞いた。
ふーむ。調べたら、錦帯橋にはなんと温泉もある。これで大きく心が動いた。
百聞は一見に如かず。それほど言うのなら観てみようと別府から向かったのだ。
その昔この地にはいくども橋が架けられたが、広い川幅の清流「錦川」は、ひと
たび増水すると架けられた橋はことごとく流失してしまい、「流れない橋を架けた
い」というのが悲願だった。
そこで甲州の「猿橋」や中国の書を学んだうえで構想を練り、川にいくつかの
頑丈な橋台を造って連続したアーチ型の橋を架ける方法をとったのだという。
平成16年に架け替えられた錦帯橋である。たしかに美しい。
五つの反り橋は波のように見える。
精巧に組み上げられた橋の向こう、山の上には岩国城がちいさく見える。
記憶に残る橋・・・といってすぐ思い出すのは飛騨高山の朱色の「中橋」、京都
嵐山の「渡月橋」くらいである。
わたしの旅では、まず温泉であり、名橋にはそれほど興味がなかった。
吊り橋は苦手で、会津の塔のへつりや茨城の袋田の滝にあった吊り橋などはとく
に駄目だった。
四国に渡ったり九州に渡ったりするときに相当に立派な橋を通るが、道の一部、
あるいは延長としてか考えない。ありがたいとは思うが別に特に感慨も持てない。
錦帯橋が、それはそれは美しいと聞いた。
ふーむ。調べたら、錦帯橋にはなんと温泉もある。これで大きく心が動いた。
百聞は一見に如かず。それほど言うのなら観てみようと別府から向かったのだ。
その昔この地にはいくども橋が架けられたが、広い川幅の清流「錦川」は、ひと
たび増水すると架けられた橋はことごとく流失してしまい、「流れない橋を架けた
い」というのが悲願だった。
そこで甲州の「猿橋」や中国の書を学んだうえで構想を練り、川にいくつかの
頑丈な橋台を造って連続したアーチ型の橋を架ける方法をとったのだという。
平成16年に架け替えられた錦帯橋である。たしかに美しい。
五つの反り橋は波のように見える。
精巧に組み上げられた橋の向こう、山の上には岩国城がちいさく見える。
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