温泉クンの旅日記

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ラビスタ函館ベイ (1)

2011-10-23 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <ラビスタ函館ベイ (1)>

 函館山の風景が、すぐ目の前に広がっていて息を呑んだ。



 かなり広い窓・・・である。
 先ほどカレーを食べた五島軒が、散策したハリストス正教会も公会堂も確認できる。目を下に転ずれば、赤煉瓦の金森倉庫群である。
 ベイエリアとはいえ、なんともすごいところに立地しているホテルだ。



 窓際には、手回しの珈琲ミルが置いてあるのがなんとも憎い。わたしは面倒くさいので使うことはないが、富良野の「森の時計」のカウンターみたいに喜ぶ客も多いだろう。
 
 部屋はツイン(和ベッド)のシングルユーズだから、たっぷり広くてありがたい。



 コーナーのインテリアも洒落ている。



「ラビスタ函館ベイ」は、ここ最近函館では評判のホテルである。シーズンオフだから、部屋がすんなりと取れた。



 フロント前のロビースペース。



 ここで、ときおりミニコンサートも開かれるという。
 ロビーの奥には広がる空間も味がある。



 エレベータホールも、かなり凝った設計だ。



(このホテル、どこかしら嬉野温泉の「ハミルトン宇礼志野」に近い雰囲気を持っている・・・)
 一階のフロントスペースに一歩入ってから、部屋にはいるまで、ずっとそう感じていた。
 きっとどちらの宿にも共通しているレトロな雰囲気からそう感じたのだと思う。

 最上階の十三階に温泉がある、とのことで早速行ってみる。



 これがなんと、なかなかの温泉であった。
 いくつも浴槽があり、源泉かけ流しのもあった。函館に「谷地頭温泉」というのがあるのだが、それによく似た茶褐色のいい温泉だった。

 広い露天風呂からは、函館の風景を惜しげなく展望できる。きっと夜になれば函館港沖の漁火や函館の街の夜景がきれいに見えるのだろう。
 温泉について、まるで期待していなかっただけに嬉しくてちょっと舞い上がってしまった。


  ― 続く ―


  →「五島軒界隈」の記事はこちら
  →「森の時計」の記事はこちら
  →「嬉野温泉(1)」の記事はこちら
  →「嬉野温泉(2)」の記事はこちら


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