<富山、お値打ちの片泊まり>
備忘録としてもだが「いずれ書く」としていた、時系列無視であるが「北陸旅」の締めくくりに富山泊の宿(ホテルだが)のことを書いておきたい。ちなみに「片泊まり」とは「B&B(Bed & Breakfast=朝食付き一泊)のことで、業界用語では夕食の夕から「タヌキ」ともいう。
朝食はまだ暗い6時半から、一階の「カフェ・イン・ザ・パーク」で提供される。
席に案内され、恭しく手渡された食事メニューだが、洋食のアメリカン・ブレックファスト、和食、モーニングカレーセット、富山の氷見うどんセット、おかゆセットの四種類(各2,500円)から選べるようになっていた。ふだんはビュッフェ形式だそうだが、コロナ対応で個別配膳になったようである。
なるほど、座ってからカレーのいい匂いが漂ってきている理由がわかった。二泊以上するのなら、わたしもカレーを試してみたい。
あるていどの格のホテルでは「朝食は和食に限る」がわたしのセオリーだが、前日の温泉宿の朝食が和食であったため、アメリカン・ブレックファストを選んだ。
「サニー・サイド・アップ、でお願いします」
よせばいいのに言ってしまった。アジア人ぽい若いウェイトレスから、「卵料理をどのように?」と多少たどたどしい日本語で訊かれたので思わずヘンテコリンな英語混じりを使ってしまった。もちろん通じたのではあるが、かなり恥ずかしい。
富山駅から5分から10分間隔で走っている市内環状線セントラムにゆられること5、6分、「国際会議場前」下車したところに、「ANAクラウンプラザホテル富山」がある。
目の前には富山城址公園というなかなかの立地だ。
ANAクラウンプラザホテルであるが前身は富山全日空ホテルで、世界最大のホテルグループが運営する高級ホテルブランドのひとつである。
19階建て、全252室のこのホテルは、2016年に実施されたミシュランの富山ホテルの格付けで三つ星(3パビリオン=特に快適)を獲得していると、あとで知った。
待つこと暫し、洋食がならんだ膳が運ばれてきた。メニューはスープ、サラダ、ジュース、玉子料理、三種盛りのパン、コーヒーだ。
パンは三種でなくトースト三枚のほうが好みだが、これは贅沢というもので、出来たての目玉焼きは熱々で、充分の満足感を得られた朝食だった。
宿泊料金を記しておくと、朝食付き宿泊(B&B)で6,716円、Go-To割引の2,870円を差し引いて3,846円、それに共通クーポン券が1,000円もらえるので実質2,846円となる。
そのうえ提供されたリッチな朝食の料金2,500円を考慮すると、なんとなんと正味346円! お値打ちな宿泊なのに煙草一箱以下という、とにかく大破格の安さである。
比較としてつけ加えておくが、ひと文字違いで大失敗した、福井の激セマなホテルが素泊まり5,000円、Go-To割引が1,750円を差し引いて3,250円、共通クーポン券が1,000円もらえるので実質2,250円だったのである。(ソースカツ丼に一番近いという、ただそれだけで選んだオマエが悪い)
福井とまったく同じシングルルームだが、あちらは11㎡、この宿は倍近い20㎡と段違い、充分な広さであった。おぞましいところ皆無のバスルームの入口にも、「よっこらしょ」としないと、転びそうな段差はまるでない。
高層階からは、富山連峰はあいにく見渡すことができなかったが、これは天気のせいだからどうしようもない。
いずれまた富山市内で泊まることがあるときには、まずは最初に検討する宿になりそうである。では、ちょっと早いが富山駅に向かうとするか。
→「富山、氷見温泉(3)」の記事はこちら
→「高山本線、雪景色(1)」の記事はこちら
→「秋保のタヌキ」の記事はこちら
備忘録としてもだが「いずれ書く」としていた、時系列無視であるが「北陸旅」の締めくくりに富山泊の宿(ホテルだが)のことを書いておきたい。ちなみに「片泊まり」とは「B&B(Bed & Breakfast=朝食付き一泊)のことで、業界用語では夕食の夕から「タヌキ」ともいう。
朝食はまだ暗い6時半から、一階の「カフェ・イン・ザ・パーク」で提供される。
席に案内され、恭しく手渡された食事メニューだが、洋食のアメリカン・ブレックファスト、和食、モーニングカレーセット、富山の氷見うどんセット、おかゆセットの四種類(各2,500円)から選べるようになっていた。ふだんはビュッフェ形式だそうだが、コロナ対応で個別配膳になったようである。
なるほど、座ってからカレーのいい匂いが漂ってきている理由がわかった。二泊以上するのなら、わたしもカレーを試してみたい。
あるていどの格のホテルでは「朝食は和食に限る」がわたしのセオリーだが、前日の温泉宿の朝食が和食であったため、アメリカン・ブレックファストを選んだ。
「サニー・サイド・アップ、でお願いします」
よせばいいのに言ってしまった。アジア人ぽい若いウェイトレスから、「卵料理をどのように?」と多少たどたどしい日本語で訊かれたので思わずヘンテコリンな英語混じりを使ってしまった。もちろん通じたのではあるが、かなり恥ずかしい。
富山駅から5分から10分間隔で走っている市内環状線セントラムにゆられること5、6分、「国際会議場前」下車したところに、「ANAクラウンプラザホテル富山」がある。
目の前には富山城址公園というなかなかの立地だ。
ANAクラウンプラザホテルであるが前身は富山全日空ホテルで、世界最大のホテルグループが運営する高級ホテルブランドのひとつである。
19階建て、全252室のこのホテルは、2016年に実施されたミシュランの富山ホテルの格付けで三つ星(3パビリオン=特に快適)を獲得していると、あとで知った。
待つこと暫し、洋食がならんだ膳が運ばれてきた。メニューはスープ、サラダ、ジュース、玉子料理、三種盛りのパン、コーヒーだ。
パンは三種でなくトースト三枚のほうが好みだが、これは贅沢というもので、出来たての目玉焼きは熱々で、充分の満足感を得られた朝食だった。
宿泊料金を記しておくと、朝食付き宿泊(B&B)で6,716円、Go-To割引の2,870円を差し引いて3,846円、それに共通クーポン券が1,000円もらえるので実質2,846円となる。
そのうえ提供されたリッチな朝食の料金2,500円を考慮すると、なんとなんと正味346円! お値打ちな宿泊なのに煙草一箱以下という、とにかく大破格の安さである。
比較としてつけ加えておくが、ひと文字違いで大失敗した、福井の激セマなホテルが素泊まり5,000円、Go-To割引が1,750円を差し引いて3,250円、共通クーポン券が1,000円もらえるので実質2,250円だったのである。(ソースカツ丼に一番近いという、ただそれだけで選んだオマエが悪い)
福井とまったく同じシングルルームだが、あちらは11㎡、この宿は倍近い20㎡と段違い、充分な広さであった。おぞましいところ皆無のバスルームの入口にも、「よっこらしょ」としないと、転びそうな段差はまるでない。
高層階からは、富山連峰はあいにく見渡すことができなかったが、これは天気のせいだからどうしようもない。
いずれまた富山市内で泊まることがあるときには、まずは最初に検討する宿になりそうである。では、ちょっと早いが富山駅に向かうとするか。
→「富山、氷見温泉(3)」の記事はこちら
→「高山本線、雪景色(1)」の記事はこちら
→「秋保のタヌキ」の記事はこちら
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます