温泉クンの旅日記

温泉巡り好き、旅好き、堂社物詣好き、物見遊山好き、老舗酒場好き、食べ歩き好き、読書好き・・・ROMでけっこうご覧あれ!

偕楽園(1) 茨城・水戸

2009-01-28 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <偕楽園 (1)>

(そういえば、水戸の偕楽園にはいったことがないなあ・・・)

 茨城には、これという温泉がないためなかなか食指が動かない県である。
 しかし金沢の兼六園には何度も行ったし、岡山の後楽園にも、出張のついでだが
一度だけ訪れたことがある。日本三名園のうち、ひとつだけ抜けているのも気持ち
がわるい。

 梅まつりは二月下旬からだが、二月にはいれば梅がちらほらと咲き始めて混むだ
ろうから、思いついたが吉日、ひとっ走り行ってみるか。



 駐車場に車をとめて、東門から偕楽園にはいる。
 驚いたことに入場料は無料である。
 天保13年(1842年)7月、水戸藩第九代藩主徳川斉昭によって造園され、藩士の
休養の場とすると同時に、領民と偕(とも)に楽しむ場にしたいとして「偕楽園」
と名づけたのである。
 その名の精神により、当初から毎月「三」と「八」が付く日には領民にも開放
されていて、その精神を引き継いで日本三名園唯一の「入園無料」なんだそうで
ある。ありがたいことだ。

 門をはいってすこし歩くと、すぐ右手に梅林が広がっていた。



 当然ながら枯れ木の状態である。まだ梅が咲くにはまだ早い。



 百種類、三千本の梅があるそうだ。
 しかし、それだけ種類があれば、なかにはお調子者や能天気な梅の木もあるかも
しれない。桜並木でも日当たりとか樹の個性なのか、何本か先行して蕾をほころば
せているものだ。

 眼をこらしてよくよく探せば、あった、あった。






 
 白いのもあれば紅いのも咲いている。



 百種類もあるのであるから、咲いているのがどんな種類か書きとめるのも面倒な
ので、写真だけとることに専念する。



 三千本咲いたら、この公園にはさぞやいい香りがたちこめることだろう。


   ― 偕楽園(2)に続く ―

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 一品香の湯麺餃子 | トップ | 爪木崎の水仙 静岡・下田 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ぶらり・フォト・エッセイ」カテゴリの最新記事