「東京都新宿区のJR山手線新大久保駅で、2001年線路に落ちた男性を助けようとした韓国人留学生の李秀賢(イスヒョン)さん当時(26)が亡くなって1月26日で19年がたった。李さんの母、辛潤賛(シンユンチャン 70)が駅を訪れ、日本人学生らと駅構内の慰霊碑に献花。日韓の懸け橋になることを夢見た李さんの冥福を祈った。献花後、駅のホームで手を合わせた辛さんは『(事故現場に立って)日韓関係が良くなることを願った。息子も今、同じ思いでいるはずです』と語った。辛さんと献花した早稲田大4年の大我(おおが)寛樹さん(22)は『事故を忘れず、日本人と韓国人が助け合う関係を大事にしたい』と話」されています。もうあれから19年が過ぎたのですね。日韓の懸け橋を目指されていた遺志を忘れず、日韓友好を培うことが大切と思います。
「辛さんと夫の李盛大(イソンデ)さん(昨年3月死去)は、事故後に寄せられた見舞金を基に《李秀賢顕彰奨学金(現エルエスエイチアジア奨学会)》を設立。これまでに日本で学ぶ留学生960人に奨学金を支給」されているそうです。
(下:2020年1月27日西日本新聞-鶴加寿子「日韓懸け橋遺志忘れぬ 新大久保駅事故19年 留学生の母献花」より)
「辛さんと夫の李盛大(イソンデ)さん(昨年3月死去)は、事故後に寄せられた見舞金を基に《李秀賢顕彰奨学金(現エルエスエイチアジア奨学会)》を設立。これまでに日本で学ぶ留学生960人に奨学金を支給」されているそうです。
(下:2020年1月27日西日本新聞-鶴加寿子「日韓懸け橋遺志忘れぬ 新大久保駅事故19年 留学生の母献花」より)