大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

京都高1年生のプレゼンにペシャワール会

2020年02月11日 05時22分10秒 | 日記
 文科省は「広い視野を持つリーダーを育成しょうと【スーパーグローバルハイスクール(SGH)】を進めている」そうです。行橋市の県立京都高校はSGHに指定され5年、昨年12月には農業をテーマとした課題研究発表会が開催されたそうです。第1部の全体会は体育館で開かれ、5〜6人の班に分かれた2年生が次々に登壇」、「竹林に秘められた可能性」、「自然と人間の共生食品ロスを有効に活用するためにはどうするべきか」など、「自分たちの選んだテーマについて現状や課題、提言に至るまでを発表」されたそうです。
「第2部は1、2年生によるポスターセッション。生徒や教員、来賓たちは各教室を自由に行き来し、『農家に働き方改革を』など49テーマに分かれたプレゼンテーションに聴き入った」とのことです。注目されたのは「1年生の西本凜さん(16)と古賀健人さん(16)の」「ペシャワール会の中村哲さんが行った用水路建設や農村復興についてのまとめ」です。「もともと貧困や不平等、飢餓といったことに関心があり、調べるなかで会の存在を知った。時を同じくして訃報を聞き、中村さんの活動そのものをテーマの軸に据えた」そうです。「肥沃な大地であったアフガニスタンが、内線と干ばつで荒廃していく道筋をポスターで示し、『干ばつが起こり、地下水も枯れはじめるなかで、医療行為を超えた支援の必要性が高まった。中村さんの活動は現地で多くの雇用を生み出し、産業の少ないアフガニスタンで大きな役割も果たした。』と古賀さんは説明」されたそうです。「めざすべきリーダー像を考えたとき、中村さんの活動から学ぶことは多いと二人は強調」されていたそうです。「最後に『中村先生が生涯をかけて残そうとしたものは何だと思いますか』という質問が投げかけられ、一瞬言葉を詰まらせた西本さん。『ぼくたちもまだわかっていない。これからもっと調べて見つけていきたい』と答えていた」そうです。〜良い質問ですね。勉強してますねぇ。私ももっと調べ、見つけなくてはと思います。
(下:2020年1月28日朝日新聞-谷辺晃子「スーパーグローバルハイスクール指定5年 京都高の探求 豊かな実り 農業からSDGsへ視野拡大 1年生からプレゼン 中村医師しのぶ発表も」より)