「戦時中の海軍飛行予科練習生の暮らしぶりなどを紹介する〈兵士の回想録と戦前・戦後のくらし展〉が、飯塚市の市歴史資料館で開かれている」そうです。(8月22日まで)
「回想録の著者は、飯塚市出身の惣門英男さん。1941年5月に予科練に入隊し、特攻隊員として待機したが、出撃前に終戦を迎えた。戦後に3巻計400ページの回想録を書き、61年に亡くなった」方だそうです。「惣門さんは絵心があり、回想録には色づけした挿絵が多数描かれていた」そうで「展示では、訓練や生活の様子を中心に約60ページを紹介」されるそうです。〜特攻出撃を待つ兵士による予科練の生活が描かれた回想録とは、とても貴重な戦争絵巻と思います。
「ほかに、原爆関係の展示もあり」、「8月20日には、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館の原爆体験伝承者・野田隆喜さんの講演もある」そうです。(申込みが必要)
*水曜休館、問い合わせは同館0948・25・2930へ
(下:2023年8月8日 西日本新聞−徳山徹「戦時中の兵士の暮らしは 海軍飛行予科練の回想録 飯塚で22日まで展示」より)