今、〈筑後川・川の駅スタンプラリー2023〉が開催されています。(7月19日から11月24日)その他、10月14日、15日には福岡市で〈筑後川のめぐみフェスティバル〉が開催されましたし、10月22日には久留米市で〈筑後川本格改修100周年記念 筑後川わくわくフェスタ〉も開始されます。
「阿蘇の山筋に発した流れは、津江川、玖珠川など多くの支川(しせん)を合流し、肥沃な筑後・佐賀平野を通り、日本最大の干満差と広大な干潟で知られる有明海へと注いでいます。母なる流れ筑後川、そこには水と人との悠久の歴史を物語る様々な構造物が今も静かに佇んでいます。大正12年に筑後川改修事務所が開設され、筑後川の本格的な改修が始まってから今年(令和5年)で100周年を迎えま」るそうです。「この100年間には、捷水路(しょうすいろ)開削や引堤(いんてい)、築堤(ちくてい)、放水路の整備、松原・下筌(しもうけ)ダムの建設など、地域の安心・安全な暮らしを求めるための様々な事業が実施されてき」たそうです。今回紹介するスタンプラリーは筑後川流域に点在する「川の駅」を訪問すると、スタンプを集めて商品がいただけるだけでなく、「筑後川流域のすてきな情報を見つけることができ、地元ならではのお土産・特産品や、筑後川の水で育った採れたての野菜、そこでしか味わえないご当地グルメなどがあふれています」とお出かけを呼びかけられています。ポスターには筑後川流域の地図があります。源流の碑と45の川の駅、福岡導水、日本遺産、ユネスコ無形文化遺産、世界かんがい施設遺産、世界文化遺産、3カ所のラムサール条約湿地なども表示されています。〜惜しむらくはコンパクトで小さく、見るには拡大鏡がいるくらいですが、この地図にはびっしり筑後川流域の山あり川あり谷ありダムや遺跡、歴史、文化が詰め込まれています。あっつ!宝満川の源流の碑もあります。
(下:〈筑後川・川の駅スタンプラリー2023〉ポスターより)