大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

八女茶発祥600年、飲んで体験!

2023年10月25日 05時22分20秒 | 日記

「〈ふくおかグラフ秋号〉が発行されました。福岡の八女茶発祥600年を祝う特集となっています。発祥から600年の歴史とはすごいですね。どうなっているのでしょうか?
 グラフでは、「八女茶は室町時代の1423年に、中国から帰国した栄林周瑞禅師が現在の八女市黒木町の庄屋・松尾太郎五郎久家の援助を受け霊巌寺を建立し、持ち帰った茶の種と製茶技法を伝えたことが始まりとされて」いるそうです。〜〈臨済禅の開祖・栄西が1191年2度目の入宋から持ち帰った茶の種をまいたのが背振茶のはじめ〉(『九州の中の中国』68頁より)とはまた違った茶の伝来記ですね。
 高い品質を誇る八女茶の製茶技法としては国交省九州整備局のブログに、
 「稲藁を用いて棚掛けで遮光し、自然仕立てで、手摘みする等の伝統的な製法に基づいて生産されている「八女伝統本玉露」は、お茶では初めて国の地理的表示保護制度(GI)に登録されている。」と紹介されています。
「今年の全国茶品評会でも〈玉露の部〉で八女市が23年連続の産地賞に輝」いているそうです。グラフ4ページには製茶過程も紹介されています。
 10月28日と29日にはべんがら村八女茶マルシェと合わせ、福岡市と北九州市の会場で「八女茶を飲んで体験できるイベント」も開催されます。
 〜福岡会場は大名ガーデンシティ(福岡市中央区大名)になっています。新しくできたシティビルのようです。見学がてらお出かけ如何ですか?
(下『グラフふくおか秋号』表紙、2〜6頁より)