「近畿大は10月26日、人工授精で生まれたニホンウナギに卵を生ませて、孵化(ふか)した仔魚(しぎょ)を育てる【完全養殖】に成功したと発表した。大学としては初の成果」だそうです。〜うなぎの蒲焼の香りがしてきました!!
「今後、さらなる安定飼育を指す」とのことです。
「うなぎの完全養殖を目指した研究は約60年前から取り組まれてきた」そうです。「1973年には北海道大が世界で初めて人工孵化に成功。完全養殖は2010年に水産総合研究センター(現水産研究・教育機構)が初めて成功させた」そうです。「近大の水産研究所(和歌山県)も76年から完全養殖の研究をスタートさせたがうまくいかず、98年以降は中断していた」とのことです。「そうした中、水産機構から田中秀樹教授が近大に赴任したことを機に、19年3月から研究を再開」、今回の【完全養殖】の成功になったとのことです。
長い時間をかけての成功ですが、「田中教授は『まだ商業的に成り立つレベルではないが、近大の総力を結集し、実用化を目指したい』と話されています。~次の目標も決まってるようです。すごいですね!期待してます。
(下:2023年10月27日 朝日新聞−矢田文「ウナギ完全養殖 近大が成功 大学初『商業的にはまだ』」より)