・・・テレビを見ていて、感じたことですが、
一つは日本の高校の吹奏楽を指導する先生が、上手くいかない生徒にその場から、「出て行ってみんなとは別に練習しろ!!」と、皆の前で、ひどく叱っている画面を見た。 そして、その後、先輩の生徒が、叱られて泣いている彼女の側に行って、慰めている場面も見た。
とても、日本的で、このような番組で、良く見られるスポーツ根性者の画面で在る。
片や、別の時に、英語教育の番組でしたが、外国の教師が、なにかを指導するたびに「Good!」、「Well done !」などと、機会ある毎に、褒めまくっていた。 勿論、怒っている場面はなかった。 これもまた、良くある、典型的な、外国の風景である。
どっちのやり方が良いのか、難しいところである。 指導方法として、永遠の課題ではないか。
きっと、両方を使い分ける、より優れた指導法があるのだろうと私は思う。
付け加えるが、日本の叱っている先生も、見ていて、生徒には怒っているが、裏では、その生徒を褒めていて、生徒に愛情を感じる指導方法ではあった。