・・・新聞の文章に、童門冬二さんの造語で「人生は起承転々」と云う言葉が書いてあった。
その文章を、ここに引用すると以下のようです。
「・・・・孔子は「50歳にして天命を知る」と言っています。確かに人生を「起」「承」「転」「結」と4つに区切れば50歳は既に己の行く道筋をはっきりと頭に描き、死という終わりに備える「結」に入る年齢なのかもしれません。しかし、人生が80年以上になった今、「もはや人間の一生に『結』などなく、あるのは『転』だけだ」と私は思っています。・・・」 と書いてありました。
なるほど、確かに、今の世の中は、多くの人にとって、人生が長くなって、「転」が延々と続いて、「結」を中々迎えなくなってきたように思います。
今、「起承転々」の日々に、現実に居る身としては「転々」の日々は、常に新しい事への人生でのチャレンジのような気がしています。