・・・つい最近まで、「最近の若い人は・・・・」と云われていたような記憶がある。
先日、娘夫婦が正月に来てくれた。
短い時間ではあるが、一緒に生活し、話をし、行動を見ていると、私の理解を超えた考えであったり、彼らの行動に合ったりする。
そういう時は、ついつい、お節介に助言をして嫌がられてしまう。
何故、年齢が離れると、こうも考えが違うのか、考えてしまう。
私なりに、考えが落ち着いたのは、自分の育った生活環境と若いころの社会環境が、今の若い人と違った事が一番大きい要因のように思う。
具体的には、彼らは、我々の時代と違って、まず、きつく怒られてない。
我々の時代は親の云う事、学校の先生に、抑え使えられていたが、今、育った子は注意はされるが、怒られることは無く、育っている。
極端な場合、我々の子供時代は体罰が普通だったが、今の子供世代は、体罰の経験はまずない。
従って、きつく衝突しない程度に、喧嘩をしたりしないで、仲良しの仲間で集まる。
また、ある程度以上に相手に深入りしたりしない。、
大きな危険に近寄ったことが無いから、いざという時のことをあまり考えないで、楽しく過ごす。
独立心が少なく、人に頼ることに抵抗が無いようだ。
色々と自分の頭の整理のために、若い人が理解できない理屈を考えるが、世代間の育った環境の違いは、いつの時代にもあって、それによって社会は変化し発展していくのだろうと思うが。
しかし、上手くいかないで、その世代間の変化で、社会が崩壊したりすることもあるかもしれない。
そういう時もあることを考えて、「最近の若い人」に対して、自分が問題を感じる点は、お節介でも、一度は助言はするべきなのかもしれない、しかし、それは、助言が社会をよくする考えが基本の意見ではあるべきですが。