・・・年金の額は人によってずいぶん違うようだ。
新聞記事によれば、2014年度の厚生年金受給者の平均金額は支給額145千円/月だそうです。
これを少ないと見るか多いと見るかは、その人の置かれている個々の経済事情によって違う。
国民年金だけの人は支給額65千円/月だそうだから、国民年金だけの受給者から、厚生年金受給者の人たちを見れば、その支給額は多いわけである。
年金の額の基本的な考え方は、65歳で厚生年金受給なら、現役世代の賃金の半分以上を支給されるように設計されているらしい。
しかしながら、私の経験から云うと厚生年金の支給額は145千円/月では、夫婦で生活すると、とても少ないと思う。
まず、その理由は老齢になって、退職したからと言って、次の日から、今までの半分以下の減った収入額に見合うまで、生活の質を下げることは不可能である。
何故なら、税金、医療費光、熱費、交通費などの固定費用は収入が変わっても、そう簡単に下げれるない。
時間が有り余るほどの老後生活が、今度は年金額が少なく、そのために生活が大きく拘束されるとなる嫌な世の中である。