ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

誉田山古墳に行きました

2017年01月11日 07時40分20秒 | 日本古代史

・・・堺市にある、両親の墓参りに行きました。
  途中にある誉田山古墳(応神天皇陵)に寄ってきました。

  
  誉田山古墳(応神天皇陵)の前方部正面の拝所

  古墳は名阪の藤井寺インターを降りてすぐのところにある。
  住所は羽曳野市です。

  この古墳は日本国内で大山古墳(仁徳陵)に次いで二番目に大きいとされている。
  造られた埴輪などの編年からは五世紀中葉以降、地層からは五世紀末などといわれているが、現在は天皇陵で立ち入り禁止なので、考古学的には詳細不明である。

  しかし、応神天皇は古事記からは四世紀末に没したと書かれているので、前記の古墳の考古学的編年と少し合わないところがある。
  この事から、誉田山古墳は応神陵ではないと云う学者もいる。
  しかし、史料によれば、平安時代には、この古墳が応神陵であると考えられていた。

  
  誉田八幡宮の拝殿

  誉田山古墳は人家が密集している街の中にある。
  応神天皇を祭神とする誉田八幡宮が前、方後円部の拝所とは反対の後円部にある。

  この神社は、拝殿の前に右の桜と左に橘が植わっていた。
  話はそれますが、この神社に、私は2017年の初参りをしてきた。

  

  神社の説明看板によると、この神社の縁起は、欽明天皇の時代(6世紀)に、命によって誉田別命(応神天皇)を祭神として、この古墳の前に社を築いた。

 平安時代に、100mほど移動して、現在の位置にあると、伝えられている。

  

  上の写真に描いてある、江戸時代の古図に、社の境内から階段を上って古墳の後円部頂上まで、お参りできたことが分かる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする