小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて18年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

深刻な問題に直面したときはオプションを考えることに集中する

2013-03-06 04:43:47 | インポート
人は深刻な問題に直面すると感情的に反応するようにできている。
周章狼狽してしまい、有効な対策を考える心の余裕もなくなる。
他人を責めるか自分を責めるか運命を呪うかのいずれかである。

しかし、どんなに不快であっても現実は現実として受容する。つぎに不快な現実を変えるためのオプションは何かを考える習慣を身につけることが大切だ。

漫然と悩むことをやめ、現状でとり得るオプションを考えることに集中することが決定的に大切である。問題をあれこれ蒸し返して悩むのではなく、ただ解決策を考えることにのみ集中することである。

感情的に反発し、悩み、眠りの浅い夜をいくら繰り返したところで、相手に何ら影響を与えることはない。自明なことである。

この心境に達してしまえば問題は半ば解決したようなものである。
オプション発想に意識を集中すると、不安、悩み、怒りなどの消極的な感情は薄らいでいく。
オプションを考えるということは受け身から能動への転換をするということである。



感情に支配されないタフな人間になりたいものである。
こうした精神的な強さは、曖昧模糊とした現代社会において最も必要な能力なのかも知れない。