目標を達成できる人には9つの共通する習慣がある。
1 明確な目標をもっている。
2 IFーTHENプランの形でいついつになったらやると計画している。
3 現状と目標までの距離に目を向けて、目標に近づくために何をすべきかに焦点を当てモチベーションを維持している。
4 成功できると信じている。同時に成功は簡単に手に入らないと考えて、努力を怠らない。
5 最初から完璧を目指さない。失敗を恐れることなく、少しずつでも進歩することを考えている。
6 どんな能力でも努力で身につけられると信じている。どんな困難な場面でもやり抜く力を持って当たることができる。
7 意志力も鍛えれば強くなることを知っていて、習慣的に鍛えている。筋力と同じように、意志力も使いすぎれば消耗することを知っている。
8 誘惑をできるだけ近づけないようにしている。意志力で誘惑に打ち勝とうとはしない。
9 やらないことではなく、やることに焦点を置く。
やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学
ハイディ・グラント・ハルバーソン
■第1章 目標に具体性を与える
やせたいと思うならば、目標はやせるではなく、5キロやせるとすべき。
具体的な目標は、やり抜く力を与えてくれる。
メンタルコントラスト
自分にとって成功とは何か。
成功への障害は何か。
この2つを繰り返し心の中で考える。
■第2章 目標達成への行動計画をつくる
いつ何をやるかをあらかじめ予定に入れておく。
IF もし、月曜、水曜、金曜になったら、
THEN 仕事の前に1時間ジムで汗を流す。
事前にすべきことをはっきりさせておけば、意識しなくても行動すべきときに自動的に行動できる。
■第3章 目標までの距離を意識する
日々どれだけ進歩したのかを確認する。
フィードバックで目標との距離を確認する。
■第4章 現実的楽観主義者になる
目標は達成できると信じることは大切だが、簡単に達成できると考えてはいけない。
成功することの困難を意識する。
■第5章 「成長すること」に集中する
能力は伸ばすことができる。
成長を実感する充実感は、完璧を目指す緊張感とはまったく別のもの。
やるからには興味を持ち、価値あることと信じることが大切。
■第6章 「やり抜く力」を持つ
能力は経験や努力を重ねることによって高めることができる。
私には無理だではなく、今の私にはまだ無理だと言い換える。
■第7章 筋肉を鍛えるように意志力を鍛える
職場や家庭でストレスにさらされたり、多くの意思決定が必要だったり、自分の印象をよくしようと思ったりすると意志力は少しずつすり減ってしまう。
意志力は有限。
特効薬
気分の上がることをする。
自分をほめる。
自分の周りの鉄の意志を持つ人を思い浮かべる。
意志力は日々の訓練で強くなる。
毎朝ベッドを整える。
猫背になっていると気づいたときに背筋を伸ばす。
エレベーターの代わりに階段を使う。
■第8章 自分を追い込まない
意志力はどんなに鍛えても少しずつ消耗する。
限りある意志力を有効に使う。
意志力では禁煙できない。たばこの誘惑にある状況を避ける。
何かをやめるときには段階的にやめるよりも一度にすっぱりとやめる方がいい。
だらだら誘惑が続くとそのために使われる意志力も多くなってしまう。
■第9章 「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する
シロクマのことだけは考えていけない。
そう言われるとシロクマが頭から離れなくなってしまう。
行動を変えたいのならやめたいことを考えるのではなく、やりたいこと、やるべきことを考える。
仕事を断れず身動きがとれない状態になる傾向がある。
IF もし次に仕事のオファーがきたら、
THEN 引き受ける前に、1日は考えることにする。
IF もし、次に○○したいと思ったら、
THEN 代わりに○○をするようにする。(○○をしないようにするではない)
ーーー
成功とは、正しい選択、正しい戦略、正しい行動によってつかむもの。
決して生まれつきのDNAで決まるものではない。
この9つのことをいつも心に置いてください。
達成できない目標などない、私は、心理学者としてのこれまでの研究から、そう信じています。

目からウロコ。
久しぶりにヒットした良書。
オススメの一冊。

こちらの本でも著者は、基本的には同じことを主張している。
1 明確な目標をもっている。
2 IFーTHENプランの形でいついつになったらやると計画している。
3 現状と目標までの距離に目を向けて、目標に近づくために何をすべきかに焦点を当てモチベーションを維持している。
4 成功できると信じている。同時に成功は簡単に手に入らないと考えて、努力を怠らない。
5 最初から完璧を目指さない。失敗を恐れることなく、少しずつでも進歩することを考えている。
6 どんな能力でも努力で身につけられると信じている。どんな困難な場面でもやり抜く力を持って当たることができる。
7 意志力も鍛えれば強くなることを知っていて、習慣的に鍛えている。筋力と同じように、意志力も使いすぎれば消耗することを知っている。
8 誘惑をできるだけ近づけないようにしている。意志力で誘惑に打ち勝とうとはしない。
9 やらないことではなく、やることに焦点を置く。
やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学
ハイディ・グラント・ハルバーソン
■第1章 目標に具体性を与える
やせたいと思うならば、目標はやせるではなく、5キロやせるとすべき。
具体的な目標は、やり抜く力を与えてくれる。
メンタルコントラスト
自分にとって成功とは何か。
成功への障害は何か。
この2つを繰り返し心の中で考える。
■第2章 目標達成への行動計画をつくる
いつ何をやるかをあらかじめ予定に入れておく。
IF もし、月曜、水曜、金曜になったら、
THEN 仕事の前に1時間ジムで汗を流す。
事前にすべきことをはっきりさせておけば、意識しなくても行動すべきときに自動的に行動できる。
■第3章 目標までの距離を意識する
日々どれだけ進歩したのかを確認する。
フィードバックで目標との距離を確認する。
■第4章 現実的楽観主義者になる
目標は達成できると信じることは大切だが、簡単に達成できると考えてはいけない。
成功することの困難を意識する。
■第5章 「成長すること」に集中する
能力は伸ばすことができる。
成長を実感する充実感は、完璧を目指す緊張感とはまったく別のもの。
やるからには興味を持ち、価値あることと信じることが大切。
■第6章 「やり抜く力」を持つ
能力は経験や努力を重ねることによって高めることができる。
私には無理だではなく、今の私にはまだ無理だと言い換える。
■第7章 筋肉を鍛えるように意志力を鍛える
職場や家庭でストレスにさらされたり、多くの意思決定が必要だったり、自分の印象をよくしようと思ったりすると意志力は少しずつすり減ってしまう。
意志力は有限。
特効薬
気分の上がることをする。
自分をほめる。
自分の周りの鉄の意志を持つ人を思い浮かべる。
意志力は日々の訓練で強くなる。
毎朝ベッドを整える。
猫背になっていると気づいたときに背筋を伸ばす。
エレベーターの代わりに階段を使う。
■第8章 自分を追い込まない
意志力はどんなに鍛えても少しずつ消耗する。
限りある意志力を有効に使う。
意志力では禁煙できない。たばこの誘惑にある状況を避ける。
何かをやめるときには段階的にやめるよりも一度にすっぱりとやめる方がいい。
だらだら誘惑が続くとそのために使われる意志力も多くなってしまう。
■第9章 「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する
シロクマのことだけは考えていけない。
そう言われるとシロクマが頭から離れなくなってしまう。
行動を変えたいのならやめたいことを考えるのではなく、やりたいこと、やるべきことを考える。
仕事を断れず身動きがとれない状態になる傾向がある。
IF もし次に仕事のオファーがきたら、
THEN 引き受ける前に、1日は考えることにする。
IF もし、次に○○したいと思ったら、
THEN 代わりに○○をするようにする。(○○をしないようにするではない)
ーーー
成功とは、正しい選択、正しい戦略、正しい行動によってつかむもの。
決して生まれつきのDNAで決まるものではない。
この9つのことをいつも心に置いてください。
達成できない目標などない、私は、心理学者としてのこれまでの研究から、そう信じています。

目からウロコ。
久しぶりにヒットした良書。
オススメの一冊。

こちらの本でも著者は、基本的には同じことを主張している。