小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて18年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

書くこと

2019-01-29 05:16:00 | 図書館
書くという行為は、お腹が空いてものを食べたくなるような自然な行為ではない。

好きだから勝手に筆が乗って書くのではない。
「書かねばならぬ」と自分に課しているから書ける。

書き続ける力、毎日書く力こそが才能。

「毎日400字詰め原稿用紙5枚を書くことができれば、作家になれます。ただし、1日も欠かさずです」
芹沢光治良

書くと記憶に刻まれる。
言葉にして書き留めなければ覚えない。

文章は書かれることによって、それまで不確定だった出来事が一つの出来事として確定し、自分の中で事実になる。
混乱して何が事実か分からないときは、書いてみると分かる。
書くことによって事実が確定する。

書くことは喜びであり、戦いでもある。


自慢を書けばいい。
大物たちは必ず自慢する。
偉くなったから自慢するようになったのではない。
元から自慢する人だったから周囲に認められて出世した。
どれほど成果を上げてもきちんとアピールしなければ誰も認めてくれない。
自慢しなければせっかくの成果も誰にも伝わらず誰にも評価されない。
自慢が不愉快なのは自慢が下手だから。
上手に自慢すればよい。
自慢の中に情報を加えたり、自虐を加えたり。


分かるとは言い換えること。
言い換えは知性である。
最初に思いついた言葉をそのまま口にしないのが、社会に適応する言語捜査力。



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「何が事実か分からないときは、書いてみると分かる」
「書くことによって自分の中で事実となる」

なるほどそのとおりだなあ。
ストンと胸に落ちる。
良書。