小学校のPTA文集 - 小樽のパパの子育て日記
昭和52年度小樽市立潮見台小学校PTA文集に掲載されたたかばあの随筆が面白い。文中「彼女の息は、真っ白く、凍ったような重たい空気を押しやるように出てる。」なんて描写は、鮮やかで妙妙たるものだ。ーーーーーーーーーーーーライバル礼子ちゃん中学2年生の頃のことだと思う。地区の合唱コンクールのために、学校代表のメンバーに選ばれて早朝練習があった。時期は11月のころで、庭には霜柱が立ち、寒い朝のこと。私は時間に遅れては大変と走って音楽室に駆け込んだ。そしたら、教室にまだ2、3人しかいなくて、ちょっと拍子抜けした感じであった。でもやれやれと安心して、自分のパートのところに座って本を広げた。と続いて礼子ちゃんが私のようにハァハァと息を弾ませて走り込んできた。私の隣に座ってからも、彼女の息は、真っ白く、凍ったような重たい空気を...小学校のPTA文集
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