コロナ禍で中断していた亡くなった母の遺品整理・・。家内の協力で一度遺品を見たのですが、再度整理していくとまたいろいろとあるものです。
父が使っていた鞄・・。大きいほう(上記写真:左)は以前から見つけていて修理して保管していたのですが、もう一つ(上記写真:右)普段使いのものがあったようです。
致命的な痛みのない状態ですが、かなり使い込んでします。
大きいほうは皮製品の専門店で鍵カバーなどを直しています。
父が海外にて使っていたようですが、父は戦争中は招集されて満州にいたようです。
小さいほうは父が祖父の会社に勤めていた頃に使っていたようです。
松屋のラベルがあります。父は60年近く前、当方が小学6年生の時に亡くなっていますが、母は父の遺品を大切に保管していたようです。
こちらはおそらく父の下駄・・・??
津軽塗で保存状態はすこぶるよく、おそらくほとんど履いていないでしょう。
北国では雪道で下駄を履くこともあったようです。
津軽塗の母が使っていた下駄は以前に修理しています。
これからは私と妻と小学生の息子で使おうかなと・・。
次に出てきたのが着物盆の大中のセット・・。
これは痛みが酷い・・・。
以前には着物盆を修理して保管していますが、今回の作品はおそらく母が普段使いか、普段使いが終わってしまっておいたものでしょう。
さていつも修理してくれている弘前の職人さんと相談してみますが、費用対効果はおそらくメリットが少ない。
ともかく母が住んでいた現在の男の隠れ家・・、まだまだいろいろと出てきそうです。
母が郷里に住みたいというので建てた家もすでに30年以上が経過しました。いろんな意味で直しが必要なようですが、その後はどうする・・・