夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

忘れ去られた画家ーその15 壺と花 小谷津任牛筆

2011-07-25 06:25:12 | 掛け軸
描かれている壺は俗にいう磁州窯の梅瓶です。

本ブログでも梅瓶の形の陶磁器は投稿しています。このブログに投稿した白いほうの梅瓶が銀座の骨董店で12万・・・、庶民的な

小谷津任牛の娘である小谷津雅美は著名な日本画家です。

壺と花 小谷津任牛筆
紙本着色軸装 共箱太巻二重箱
全体サイズ:縦1320*横500 画サイズ:縦450*横360



小谷津任牛 (こやつ-にんぎゅう ):1901-1966昭和時代の日本画家。明治34年9月4日生まれ。日本郵船につとめるかたわら川端画学校にまなぶ。在学中の昭和2年院展で「薄暮」が初入選。3年から小林古径に師事。17年「珠数掛桜」,21年「うたげ」が日本美術院賞。叙情性あふれる女性像をえがいた。36年日本美術院評議員。昭和41年5月30日死去。64歳。東京出身。本名は三郎


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10 コメント

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背景の・・・ (さくら)
2011-07-25 23:16:37
壷と花の背景の色を見て思い出しました。

こんな山吹色の小紋の着物作ったなぁと。
お花もお茶もやらないのに、
なぜか母親は着物を作るのが好きでした。。

振り袖(もう着れない??)、無地の桜色の家紋入り、山吹色の小紋と同期の結婚式でふんぱつして自分で作った着物。

一体いつ着るのやら(笑)。
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欲しいです! (米吉)
2011-07-26 00:05:05
いえいえ、現物ではなく画像データを。
先にいただいたデータの第二段としてパソコンの
壁紙に致したく。
私の好きな配色と配置と配分。
いいですねー!
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振袖 (夜噺骨董談義)
2011-07-26 23:07:48
夢はあきらめないところから始まる

今週は支店に来られるとか・・振袖で参られますか
 
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データ (夜噺骨董談義)
2011-07-26 23:10:30
了解しました。「好きな配色と配置と配分」・・そうですか、わりとオーソドックスですね

本日の藤井達吉はいかがでしたでしょうか?
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男性ですよ (石村雅幸)
2011-10-14 09:19:39
小谷津雅美先生は、男性ですよ。
お父さん同様、日本美術院同人の日本画家であり、柔道家でした。

今月11日に、亡くなられました。
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なるほど (夜噺骨董談義)
2011-10-15 16:50:10
ご指導ありがとうございます。
今後とも間違っている点や不明な点に対してご指導頂けると幸いです。
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亡くなられました (石村雅幸)
2012-04-03 18:00:05
去年、雅美先生は亡くなられました。
警察署で、警察官に柔道を教えるくらい屈強な方でしたが、亡くなられてお棺に入られたお姿は、小さく感じました。
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そうでしたか・・。 (夜噺骨董談義)
2012-04-04 06:11:19
雅美画伯が亡くなられましたか・・。
ご冥福をお祈りいたします。連絡をありがとうございます。
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陶磁器と花 (くらふと)
2012-04-04 08:05:32
この作品を見まして、私の好きな画家、小倉遊亀を思い出しました。彼女も磁器と花の絵が晩年の作品に多くありました。
この作品は額に入れてもとても映えそうですね。
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 (夜噺骨董談義)
2012-04-04 23:35:52
この作品はお世話になった同僚が気に入ったようなので差し上げました。その際に額に入れてもいいですよとコメントしておきました。聞くところによると、実家の床の間に飾っておられるようです。気にって頂いたのでそれもよかったかなと思っています。

小倉遊亀もいつかは欲しい画家の一人ですが、高嶺の花ですね。
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