夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

白日 西山英雄筆 その2

2019-02-21 00:01:00 | 掛け軸
週末に買い物に行こうと車にエンジンをかけようとすると息子が「パパ見て!」と手を引いて連れて見せてくれたのが咲いた福寿草です。



たしかに一輪だけ咲いたのは気が付いていたのですが、三輪になっていたとは・・、春は着実に近づいていますね。

さて本日は蜻蛉を描いた作品の紹介です。

白日 西山英雄筆
紙本着色軸装 軸先練 共箱二重箱
全体サイズ:縦1265*横580 画サイズ:縦335*横435



NHKで放映された「かまきり先生」でとりあげたオニヤンマを描いた作品です。



小生のように郷里の山野で育った人間に一度は夢中になる昆虫採集・・、オニヤンマとアゲハチョウはあこがれの的・・。



大人になったら骨董に変わってだけかもしれません。



描いた画家は「西山英雄」、本ブログでも紹介したことのある画家です。

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西山英雄:明治44年5月7日生まれ。西山翠嶂に師事,青甲社にはいる。昭和9年「港」が帝展特選。33年日展で「裏磐梯(ばんだい)」が文部大臣賞,36年「天壇」が芸術院賞。山岳画家として知られる。55年芸術院会員。平成元年1月21日死去。77歳。京都出身。京都市立絵画専門学校(現京都市立芸大)卒。西山翠嶂は叔父にあたる。

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表具などの誂えの良さは思わず見とれてしまします。



掛け軸をかび臭いと評される方がいますが、それは保存状態の良くない掛け軸のこと・・。



いい表具や誂えのしっかりした掛け軸は扱う方が身の引き締まる思いがするものです。ドキドキしながら扱うのは。今も昔も同じかもしれません。



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