今週末は庭の選定作業、終わった後は綺麗になりました。
造園屋さんが帰った後は皆で庭で一服。
広くなった庭では落花生の日干しの再開です。
さて本日より今週は連続で出張となります。札幌、北陸、東北と足早に週末まで・・。よって投稿は時間の都合で簡略的になります
我が郷里出身の平福穂庵の作品は市場に出回る作品の数が少ないので、思うように蒐集のできない作品群です。その平福穂庵の作品も真作が市場に出ることがさらに少なくなったので、蒐集もいったん休息することとし、改めて整理してみました。
街頭遅日図 平福穂庵筆 その11(真作整理番号)
絖本水墨軸装 軸先象牙 平福百穂鑑定箱
全体サイズ:縦1240*横550 画サイズ:縦310*横460
平福穂庵の作品は四条派の影響のある彩色画と軽快な筆致で描く水墨画に二分されますが、彩色画の数が少ないこともあって、評価は彩色画のほうが高くなっています。ただ洒脱な水墨画のほうが好きだというファンも多いようです。
芙蓉図 平福穂庵筆 その12
紙本水墨淡彩軸装 軸先 合箱
全体サイズ:横*縦 画サイズ:横*縦
未だにまくりの状態で所蔵していますが、今回の特集の見直しで初期の頃、「文池」の号の頃からすぐ後の幕末時期に描いた真作と判断しております。
李白之図 平福穂庵筆 その13
絹本水墨着色軸装 軸先木製 合箱
全体サイズ:横650*縦2080 画サイズ:横500*縦1220
ここまで緻密に描かれた平福穂庵の彩色画は珍しいと思います。
羅漢図 その2 平福穂庵筆 その14
紙本水墨着色軸装軸先象牙 合箱
全体サイズ:縦2120*横650 画サイズ:縦1280*横440
羅漢図は複数を描ていたと思われます。
鐘馗図 平福穂庵筆 その15
紙本水墨軸装 軸先象牙 平福百穂鑑定箱
全体サイズ:横420*縦1940 画サイズ:横300*縦900
この鐘馗図はやはり平福穂庵の筆遣いの真骨頂の作品でしょう。
瀑布図 平福穂庵筆 その15(真作 整理番号)
紙本水墨軸装 軸先ガラス 鳥谷播山鑑定箱
平福百穂鑑定書付添付 昭和33年秋田市美術館展示作品
全体サイズ:横650*縦2080 画サイズ:横500*縦1220
京都に遊学して四条派の流れをもつ画家でありながら、南画のような山水画にも妙のある作品です。
双鶴図 平福穂庵筆 その16(真作整理NO)
紙本水墨軸装 軸先鹿角 合箱 庄司氏旧蔵
全体サイズ:縦2063*横615 画サイズ:縦1078*横451
吉祥図柄の双鶴図は二作品あります。
双鶴図 その2 平福穂庵筆 その17
紙本水墨軸装 軸先 合箱
全体サイズ:縦2000*横740 画サイズ:縦1230*横590
入江孤舟図(仮題) 平福穂庵筆 その17(再整理番号)
紙本水墨軸装 軸先 合箱
全体サイズ:縦215*横500 画サイズ:縦1100*横310
白描ともいえる筆数の少ない山水画です。
総じてみればそれほどのコレクションでもないようです。
ただ平福穂庵の力量はおそらく現代の画人には足元も及ばない天才肌のものと感じています。
同郷の寺崎廣業が上京して真っ先に平福穂庵の門をたたき、その後に廣業は4か月でまた放浪の旅に出ることになりますが、穂庵のくれた三つの印形を懐中にしていたそうです。47歳で亡くなった平福穂庵ですが、その影響は同郷の寺崎廣業、子息の平福百穂らに受け継がれていきます。
造園屋さんが帰った後は皆で庭で一服。
広くなった庭では落花生の日干しの再開です。
さて本日より今週は連続で出張となります。札幌、北陸、東北と足早に週末まで・・。よって投稿は時間の都合で簡略的になります
我が郷里出身の平福穂庵の作品は市場に出回る作品の数が少ないので、思うように蒐集のできない作品群です。その平福穂庵の作品も真作が市場に出ることがさらに少なくなったので、蒐集もいったん休息することとし、改めて整理してみました。
街頭遅日図 平福穂庵筆 その11(真作整理番号)
絖本水墨軸装 軸先象牙 平福百穂鑑定箱
全体サイズ:縦1240*横550 画サイズ:縦310*横460
平福穂庵の作品は四条派の影響のある彩色画と軽快な筆致で描く水墨画に二分されますが、彩色画の数が少ないこともあって、評価は彩色画のほうが高くなっています。ただ洒脱な水墨画のほうが好きだというファンも多いようです。
芙蓉図 平福穂庵筆 その12
紙本水墨淡彩軸装 軸先 合箱
全体サイズ:横*縦 画サイズ:横*縦
未だにまくりの状態で所蔵していますが、今回の特集の見直しで初期の頃、「文池」の号の頃からすぐ後の幕末時期に描いた真作と判断しております。
李白之図 平福穂庵筆 その13
絹本水墨着色軸装 軸先木製 合箱
全体サイズ:横650*縦2080 画サイズ:横500*縦1220
ここまで緻密に描かれた平福穂庵の彩色画は珍しいと思います。
羅漢図 その2 平福穂庵筆 その14
紙本水墨着色軸装軸先象牙 合箱
全体サイズ:縦2120*横650 画サイズ:縦1280*横440
羅漢図は複数を描ていたと思われます。
鐘馗図 平福穂庵筆 その15
紙本水墨軸装 軸先象牙 平福百穂鑑定箱
全体サイズ:横420*縦1940 画サイズ:横300*縦900
この鐘馗図はやはり平福穂庵の筆遣いの真骨頂の作品でしょう。
瀑布図 平福穂庵筆 その15(真作 整理番号)
紙本水墨軸装 軸先ガラス 鳥谷播山鑑定箱
平福百穂鑑定書付添付 昭和33年秋田市美術館展示作品
全体サイズ:横650*縦2080 画サイズ:横500*縦1220
京都に遊学して四条派の流れをもつ画家でありながら、南画のような山水画にも妙のある作品です。
双鶴図 平福穂庵筆 その16(真作整理NO)
紙本水墨軸装 軸先鹿角 合箱 庄司氏旧蔵
全体サイズ:縦2063*横615 画サイズ:縦1078*横451
吉祥図柄の双鶴図は二作品あります。
双鶴図 その2 平福穂庵筆 その17
紙本水墨軸装 軸先 合箱
全体サイズ:縦2000*横740 画サイズ:縦1230*横590
入江孤舟図(仮題) 平福穂庵筆 その17(再整理番号)
紙本水墨軸装 軸先 合箱
全体サイズ:縦215*横500 画サイズ:縦1100*横310
白描ともいえる筆数の少ない山水画です。
総じてみればそれほどのコレクションでもないようです。
ただ平福穂庵の力量はおそらく現代の画人には足元も及ばない天才肌のものと感じています。
同郷の寺崎廣業が上京して真っ先に平福穂庵の門をたたき、その後に廣業は4か月でまた放浪の旅に出ることになりますが、穂庵のくれた三つの印形を懐中にしていたそうです。47歳で亡くなった平福穂庵ですが、その影響は同郷の寺崎廣業、子息の平福百穂らに受け継がれていきます。