以前に紹介した作品ですが、ブログの投稿に追われてじっくり鑑賞していなかった作品を改めて鑑賞するようにしています。
なんとも捉えどころのない花瓶ですが、じっくり見ながら遺すべき作品かいなから品定め・・。
箱のなく、氏素性の解らぬ作品、最後はやはりこちらの眼力次第・・・。
さて本日の作品紹介はひさかたぶりに源内焼です。
軍配形のものは伊万里焼にもありますが、本作品は源内焼の中でも、細かな文様も精緻な優品といえます。財団法人平賀源内先生顕彰会発刊(平賀源内先生遺品館企画展)「さぬきの源内焼」には表紙の掲載されている作品と同型の作品です。
源内焼の作品の中ではとりわけ優れた作品として評価されています。
源内焼 その89 三彩軍配形脚付鉢(菊文)
高さ40*縦278*横223
五島美術館発刊「源内焼(平賀源内のまなざし)」には「作品NO88 P102」として掲載されています。鉢の章のトップページにも掲載されています。
本作品とは縁などの釉薬の色に違いがあります。
前述の財団法人平賀源内先生顕彰会発刊(平賀源内先生遺品館企画展)「さぬきの源内焼」にんは作品NO73・74・75の三作品がP44に掲載されています。
掲載されている作品のすべてが三足になっていますが、本作品だけは四足になっています。
釉薬の使い方は個々で様々で本作品は見込は広い部分を占める白と、要所に使った緑と紫の釉薬が華やかなデザインになっています。四足ゆえ安定性は充分です。
波型の縁には緑釉と褐釉で彩色しているものと、本作品のように緑釉が一色の作品があるようです。
脚は貝の形で皆同一で、分類は「皿」ではなく「鉢」となっています。前述のように他の作品は三足、本作品は四足で非常に珍しい作品と言えるかと・・。
見込みの上部左右には亀甲が重なる文様が施されています。
本作品は型からの抜けも良く、彩色もきれいで源内焼を代表するなかなかいい作品だと思います。
下部には花菱文があります。
中央は竹でデザインを引き締めています。この作品は品定めの必要はないようです。しいてあるなら保存箱もなにもないのが難点。
当方の源内焼のコレクションもメインは残すところ「地図の絵柄の皿、もしくは鉢」のみとなってきました。そのほかにもまだいくつか代表的な作品がありますが、非常にレアでなかなか入手の機会がありません。
なんとも捉えどころのない花瓶ですが、じっくり見ながら遺すべき作品かいなから品定め・・。
箱のなく、氏素性の解らぬ作品、最後はやはりこちらの眼力次第・・・。
さて本日の作品紹介はひさかたぶりに源内焼です。
軍配形のものは伊万里焼にもありますが、本作品は源内焼の中でも、細かな文様も精緻な優品といえます。財団法人平賀源内先生顕彰会発刊(平賀源内先生遺品館企画展)「さぬきの源内焼」には表紙の掲載されている作品と同型の作品です。
源内焼の作品の中ではとりわけ優れた作品として評価されています。
源内焼 その89 三彩軍配形脚付鉢(菊文)
高さ40*縦278*横223
五島美術館発刊「源内焼(平賀源内のまなざし)」には「作品NO88 P102」として掲載されています。鉢の章のトップページにも掲載されています。
本作品とは縁などの釉薬の色に違いがあります。
前述の財団法人平賀源内先生顕彰会発刊(平賀源内先生遺品館企画展)「さぬきの源内焼」にんは作品NO73・74・75の三作品がP44に掲載されています。
掲載されている作品のすべてが三足になっていますが、本作品だけは四足になっています。
釉薬の使い方は個々で様々で本作品は見込は広い部分を占める白と、要所に使った緑と紫の釉薬が華やかなデザインになっています。四足ゆえ安定性は充分です。
波型の縁には緑釉と褐釉で彩色しているものと、本作品のように緑釉が一色の作品があるようです。
脚は貝の形で皆同一で、分類は「皿」ではなく「鉢」となっています。前述のように他の作品は三足、本作品は四足で非常に珍しい作品と言えるかと・・。
見込みの上部左右には亀甲が重なる文様が施されています。
本作品は型からの抜けも良く、彩色もきれいで源内焼を代表するなかなかいい作品だと思います。
下部には花菱文があります。
中央は竹でデザインを引き締めています。この作品は品定めの必要はないようです。しいてあるなら保存箱もなにもないのが難点。
当方の源内焼のコレクションもメインは残すところ「地図の絵柄の皿、もしくは鉢」のみとなってきました。そのほかにもまだいくつか代表的な作品がありますが、非常にレアでなかなか入手の機会がありません。