夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

山邨風雪 山元春挙筆 その2

2017-09-19 00:01:00 | 掛け軸
週末は台風もあり在宅が多かったのですが、敬老の日ということもあり義父と義母と連れだって昼食に出かけました。息子は食いすぎで帰宅途中にトイレへ・・。丈夫かなと思ったらまともらしい・・。

さて陶磁器の整理では箱がないと保存が難しくなります。現在、箱を作るために待機している作品はだいぶ少なくなりまいした。展示室には未整理の作品のコーナーがあり、残りはこれだけとなります。整理残の作品ですのでたいしたものはないと思います。



箱と作ってしまうと作品を振り返らない蒐集家が多いのですが、当方は何度でも展示しています。



展示コーナーから幾つかのスナップ写真を投稿します。



最近の展示作品の紹介ですが、どうも大きなものは一度展示すると仕舞いこむのがたいへんで長く展示してしまうようです。



大きな作品はなかなか箱を作るまでは至らないのも原因のひとつ・・。箱を作るほどの価値があるかどうかが焦点かもしれません。



ところで本日紹介する作品はもしかしたら本ブログで未公開の作品かもしれません。

山邨風雪 山元春挙筆 その2
紙本水墨淡彩軸装 川村曼舟鑑定箱二重箱
山邨風雪 山元春挙筆
紙本水墨淡彩軸装 川村曼舟鑑定箱二重箱
全体サイズ:横432*縦2182 画サイズ:横303*縦1318



本作品は山本春挙の代表的な作品のひとつで、この画風は山本春挙のなかで人気が高い。長条幅に杉を描き狭い画面に雪景色を描いています。



「先師春挙一徹居士□山邨風雪」と門下生であった川村曼舟の箱書きがあり、裏には「門下生川村曼舟識」とあります。

 

この当時も手作り感のある整理の仕方ですね。書を教えている友人に題名などは書いてもらっています。

 

本ブログで何度か紹介している山元春挙の作品ですので、「山元春挙」の来歴については省略させていただきます。



水墨で描いた雪の景色は日本画の真骨頂のように思います。掛け軸も整理残の作品となってきましたので大したものはない?



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